2017年08月18日

佐野亜利亜 Jazz Vocal Live

私が出演するジャズボーカル・ライブのご案内です。
ぼちぼちやっていますので、皆様遊びにいらしてくださいね。

★8月21日(月)東京倶楽部本郷店 19:20〜 20:50〜 22:00〜(入れ替え無し)MC2500円
 with 藤澤由二(pf) ピアノの藤澤さんとのスリリングなデュオ。
〜文京区本郷3-31-3本郷スズヨシビルB1 本郷3丁目駅より徒歩2分 TEL:03-6801-8322
http://www.tokyo-club.com/access/?shopid=hongo

★10月5日(木)池袋 Hot Pepper 20時〜 21:15〜 22:30〜(入れ替え無し)MC2500円
 with 佐藤ミドリ(pf)、うのしょうじ(b)、宮一佐知生(ds) 迫力満点のピアノトリオとの共演です。
〜東京都豊島区西池袋1-37-15 西形ビル5F 池袋駅より徒歩5分 TEL:03-3971-8669 
http://jazzhotpepper.com/index.html

★11月6日(月)東京倶楽部本郷店 19:20〜 20:50〜 22:00〜(入れ替え無し)MC2500円
 with 藤澤由二(pf) どんなスタイルの演奏も聴きごたえある藤澤さんとのデュオです。
〜文京区本郷3-31-3本郷スズヨシビルB1 本郷3丁目駅より徒歩2分 TEL:03-6801-8322
http://www.tokyo-club.com/access/?shopid=hongo

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@東京倶楽部本郷店 撮影:古谷慎治

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posted by ありあ at 02:24| Comment(0) | ライブのご案内

夏は熱いジャズに限る?〜今日のジャズ喫茶(12)

時間ができたなら早く家に帰って練習しなくちゃ・・と思う心と
近くまで来たんだからやっぱり少し寄っていこうかな〜と思うココロ。
小さな葛藤の末、行きたい気持ちが抑えきれずに早稲田のJazz Nuttyへ。

扉を開けたとたん大音量で聞こえてきたのは、スタン・ゲッツ(ts)。
1971年、ロンドンでのライブ録音 “Dynasty” です。
フランス出身のエディ・ルイス(Eddie Louiss)のオルガン、ベルギー出身のルネ・トーマ(Rene Thomas)のギターが加わったカルテット。
これがゲッツ?と思わせるHotな演奏です。

次いでトランペッター、ウディ・ショウが1982年にライブ録音した“Master of the Art”。
当時のレギュラーコンボにボビー・ハッチャーソン(vib)がゲストで加わっています。
スティーブ・トゥーレ(Steve Turre)のトロンボーンもgood!

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硬派のジャズ喫茶が選ぶアルバムには、やっぱりハズレがないですね。

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posted by ありあ at 02:21| Comment(0) | 今日のジャズ喫茶

2017年08月12日

夏の週末に聴く心震える名盤は?〜今日のジャズ喫茶(11)

お盆で都心も静かな週末。
高田馬場のマイルストーンにぶらり、うかがいました。

かかったのはテナー奏者チャールスロイド(Charles Lloyd)の初期のアルバム、
1965年の “Of Course, Of Course”。

ロン・カーター(b)とトニー・ウィリアムス(ds)、ギタリストにガボール・サボ(Gabor Szabo)。
ギターとテナーのDUOによるThe Things We Did Last Summerのインタープレイがスリリングでした。
夏の想い出の数々が次々よみがえってくるような演奏。

次いで6月に60歳で亡くなったピアニスト、ジェリ・アレンによる1989年録音のアルバム“Segments”。
チャーリー・ヘイデン(b)、ポール・モチアン(ds)とのトリオです。
バラエティに富んだ選曲の中で心惹かれたのはリリカルなI'm All Smiles。

いつまでも元気に演奏を続けていられるとは限らない。
そんな思いがよぎって、しんみりしてしまいました。

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posted by ありあ at 23:54| Comment(0) | 今日のジャズ喫茶

2017年08月11日

迫力あるベテラン・シンガー、バーバラ・モリソンの新譜は?

1949年生まれのBarbara Morisonは、西海岸に拠点を置いて活躍するJazz & Bluesシンガー。
アルバム“I Wanna Be Loved”がJazz Week のChartにランクインしていたので聴いてみました。

ハスキーな声とダイナ・ワシントンを彷彿とさせるブルース・フィーリングあふれた歌い回し。
Please Send Me Someone To Loveのようなシャウトするシンガーが得意とする曲だけでなく、September In The Rain のようなスタンダードでも、彼女の個性的な表現を楽しむことができます。

今年83歳のテナー奏者、ヒューストン・パーソン(Houston Person)が共演しているのも聴きどころ。

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バーバラは去る7月に15年ぶりに来日されていたとのこと。
迫力がある楽しいライブだったのではないかと推測します。
次の来日があったら逃さないようにしようと思いました。

Jazz Week のChartや『Jazz Life』『Jazz Japan』といった雑誌を見て、これは?!と思ったvocalistの新譜は聴くようにしているのですが。
その中には「是非お勧めしたい」という気持ちにならなかったアルバムで、ブログ掲載に至らなかったものも、やっぱりあるんですよね。

人によって好みが違うので一概に言えませんが、このアルバムのように「聴いてよかった!」と思えるクオリティが高いアルバムを、これからもご紹介していくことができたらと思います。

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posted by ありあ at 21:54| Comment(0) | お勧めCD/ミュージシャン

2017年08月09日

ジョン・ピザレリによるシナトラ&ジョビンのトリビュートアルバムは?

軽やかなヴォーカルを聴かせてくれるのがギタリストの John Pizzarelliです。
フランク・シナトラとアントニオ・カルロス・ジョビンが組んだ名盤“Francis Albert Sinatra & Antonio Carlos Jobim”の発売から今年で50年。
ということでこのほどリリースされたトリビュートアルバムが“Sinatra and Jobim @ 50”。

ジョンはボサノヴァ作品集“Bossa Nova”を2004年に、シナトラ・トリビュート・アルバム“Dear Mr. Sinatra”を2006年に出していましたが。
今回のアルバムでは“Bossa Nova”に参加していたジョビンの孫のダニエル・ジョビンとのDuetが聴きどころになっています。
ジョンのけだるい声がダニエルの声とよく似ていて、2人がからむサウンドが美しい。

何曲かがメドレーになっているのですが、曲の組み合わせや流れがとても自然。
ジョンお馴染みのギターとのユニゾンによるスキャットなど、聴きどころ満載です。

個人的に気に入った曲は、ジョンのオリジナルCanto Casual。
トリビュート・アルバムでありながら、ジョン・ピザレリの個性に溢れたアルバムでした。

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posted by ありあ at 00:33| Comment(0) | お勧めCD/ミュージシャン

2017年08月04日

『人生が変わる55のジャズ名盤入門』のススメ

ベーシスト鈴木良雄氏による本書は、昨年2月に竹書房から出版された新書。
ミュージシャンやヴォーカリスト、音楽プロデューサー、ジャズ喫茶のオーナーといった方々のアンケートによってランキングされたお勧めアルバム55枚が紹介されています。

「音楽評論家が書いていない初めてのジャズ・アルバムの入門書」と冒頭に書かれているように、ミュージシャンとしての視点でアルバムが紹介されている点が特色です。

これまで私も勉強のために、名盤と呼ばれているインストのアルバムは、数々の入門書を手がかりにしながら、それなりに聴いてきたのですが。

バッキングやフレージングのここが優れているといったところや演奏スタイルの特色等々。
鈴木氏のような偉大なミュージシャンがジャズの演奏を聴くときに、どこに着目しているのか知りたくて、本書を片手に再度名盤を聴き直しているところです。

私もこのブログでジャズ・ヴォーカリストの視点からVOCALアルバムをご紹介していますが。
本書を読むと、私自身の語彙の乏しさもさることながら、演奏自体のどこをどのように聴いているのかという点に、まだまだ未熟さを感じてしまいます。

ちなみに本書で紹介されていたVOCALアルバムは次の8点。
・Ella&Louis(19位):エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング
・Chet Baker Sings(22位):チェット・ベイカー
・Mack The Knife Ella In Berlin(28位):エラ・フィッツジェラルド
・Gets / Gilberto(30位):スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト
・Lady In Satin(44位):ビリー・ホリデイ
・Helen Merrill With Clifford Brown(47位):ヘレン・メリル
・Crazy And Mixed Up(49位):サラ・ヴォーン
・Amoroso(54位):ジョアン・ジルベルト

このうちチェットとエラ、サラのアルバムは、私のブログでも、ジャズヴォーカルを始めて聴く方へのお勧めとしてご紹介したところです。

本書によれば、歌は歌詞を理解してナンボのもの。
歌はインフォメーションの中心が歌詞なので、楽器だけの曲とヴォーカル入りの曲を、同じ土俵では語れないと鈴木氏は書いておられましたが・・・。

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posted by ありあ at 10:42| Comment(0) | Jazz修業

2017年08月03日

“LIVE IN TOKYO”の名盤は?〜今日のジャズ喫茶(10)

早稲田NUTTYの8月のテーマは“LIVE IN TOKYO”です。

オスカー・ピーターソンの2枚組LP、“Oscar Peterson Trio In Tokyo, 1964”は Ray Brown(b)、Ed Thigpen(ds)を率いた、オスカーの黄金トリオの来日アルバム。
この日かかった曲はTonight、Fly Me To The Moon、Somewhereでした。
ため息が出るような超絶テクニック。
次回はほかの曲も聴かせていただきたいと思わずお願いしてしまいました!

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セロニアス・モンクのアルバムは“Monk in Tokyo”。
1963年に来日した際の録音です。
そのほかのメンバーは、Charlie Rouse (ts)、Butch Warren (b)、Frankie Dunlop(ds)。
どのミュージシャンもモンクの世界をシンプルに体現してくれていて、日本のオーディエンスにもわかりやすい演奏になっていたように思います。
この日かかった曲はStraight, No Chase、Pannonica、Just A Gigolo。

ジョン・コルトレーンのアルバムは1966年に録音された“Live in Japan”。
Pharoah Sanders (tsその他)、Alice Coltrane(p)、Jimmy Garrison(b)、Rashied Ali(ds)がそのほかのメンバーです。
最も短い曲Peace On Earthでも録音時間が25分。
亡くなる前年の演奏であることを全く感じさせない嵐のようなブロウ。
エネルギーに溢れた演奏に圧倒されました。

60年代半ばのこの時期。
ジャズ・ジャイアンツが次々と来日していたなんて羨ましい・・・。
アルバムだけでもその偉大さが十分に伝わってくる名演を、是非ライブで私も味わってみたかったです。

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posted by ありあ at 21:53| Comment(0) | 今日のジャズ喫茶

2017年07月26日

アニタ・オデイ未発表音源のアルバムは?

今月発売された“Anita O'day Live In Tokyo 1964 + 5”。
アニタの初来日時に有楽町のホールでライブ収録された未発表音源が、世界で初めてリリースされたアルバムです。
時期的には、Verve最後の名盤“Anita O'Day and the Three Sounds”が出たあとにあたるでしょうか。
絶頂期のスリリングな演奏が楽しめます。
Bob Corwin(pf)以外のメンバーは、猪俣猛(ds)ら日本人のプレイヤー。

この日のアニタの歌は、フレーズの先取りや解決を遅らせたりして、拍の感覚を伸ばしたり縮めたりする自由な表現が目立ちました。
それまでのアルバムに集録されていた、アニタの「名唱」でお馴染みの曲が選曲されていましたが、アルバムの歌とは全く違ったフレージングで、ジャズ・ヴォーカリストとしての本領を発揮しています。

I cried for youでは4バースで次々とソロを回しているのですが、アニタがミュージシャンを翻弄している様子?!が目に浮かぶような、白熱した演奏でした。

アルバムの後半には、米国のTVで放映された番組にアニタが出演した時の演奏が5曲入っています。
My funny Valentineでの美しい高音が印象的でした。

このアルバムで、アニタの歌に対する新たな発見ができたよう気がします。
未発表音源があったらまたリリースして欲しいです。

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posted by ありあ at 01:52| Comment(0) | お勧めCD/ミュージシャン

2017年07月25日

国内初CD化されたサラ・ヴォーンのアルバムは?

5月に発売された“Sarah Sings Soulfully”は、私が大好きなSarah Vaughanが1963年にスタジオ録音したアルバムです。

アレンジはジェラルド・ウイルソン(Gerald Wilson)。
この人は、ロサンジェルスを処点としたビッグバンドのリーダーで、エラの“Things Ain't What They Used to Be”(『ヴァーサタイル・エラ』)というアルバムもアレンジしていましたが、このサラのアルバムは、西海岸のミュージシャンによるコンボがバックです。

1曲目がA Taste of Honeyだったので、『ヴァーサタイル・エラ』のようにpops調のアレンジが多い選曲なのでは?と思っていたのですが。。。。。。。
こちらのサラのアルバムは、オルガンがバンドのメインになっていて、ファンキーなサウンド。
曲のテンポも全体的にslowなので、サラ特有の粘っこいフレージングを随所で聴くことができます。

例えばナット・アダレイの曲にジョン・ヘンドリックスが詩をつけたSermonette。
ランバート・ヘンドリックス&ロスも歌っているのですが、オルガンによるバッキングとたっぷり音価をとったサラのフレージングが、ファンキーなこの曲にぴったり。

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サラの国内初CD化アルバムには、4月に発売された“Sweet‘N’Sassy”もあります。
同じ1963年の録音ですが、こちらのアルバムはオーケストラをバックにしたゴージャスな演奏になっています。

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posted by ありあ at 01:13| Comment(0) | お勧めCD/ミュージシャン

2017年07月24日

歌のうまさが際立つ実力派:ヴァネッサ・ルービン〜‘Jazz’Vocal 名盤・名唱(14)

Vanessa Rubin は1957年生まれで今年60歳。
最初のアルバムSoul Eyesをリリースしたのが1992年、35歳の時でした。
レコーディングのスタートは遅かったようですが、多くの著名ミュージシャンと共演し、作詞・作曲も手がける実力派です。

歌い方が自然でピッチも正確。
コンテンポラリーな楽曲もさらりと歌いこなし、どのアルバムでも歌のうまさが際立っています。
年代順にアルバムを聴いてピックアップしたお勧めはこちら。

はじめに1993年にリリースされた2作目のアルバム“Pastiche”。
スタンダードとJazz tuneによる選曲です。
フランク・フォスターのSimoneとダグ・カーンのArise and Shineでは、彼女の歌の実力が再認識できましたし、In A Sentimental Moodのアレンジもおもしろかった。

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最近のアルバムでは2013年にリリースされた“Full Circle”。
サックス奏者であり、作曲、編曲も手がけるドン・ブレイデン(Don Braden)との共作です。

ギタリストの デイヴ・ストライカー(Dave Stryker)や、ドンのリーダーアルバムにも参加しているハモンド・オルガンのカイル・コーラー(Kyle Koehler)が共演しており、vocalアルバムというより、Jazzミュージシャンの演奏の中に、ヴァネッサの歌が自然に溶け込んでいる感じ。

ドンやヴァネッサのオリジナル曲があったり、タッド・ダメロンのReveries do come trueという曲にヴェネッサが詩をつけていたりといった多彩な選曲。
Jazzファンの方に十分に楽しんでいただけるアルバムです。

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posted by ありあ at 01:30| Comment(0) | ‘Jazz’Vocal 名盤・名唱

2017年07月21日

アンドレア・モティスの新譜は?

先月号の『Jazz Life』に紹介記事が掲載されていたAndrea Motisはシンガー兼トランペッター。
初めての個人名義によるリーダー・アルバム“Emotinal Dance”を聴いてみました。
スペイン出身の22歳で、10歳からジャズを聴き始め、11歳からビッグバンドに在籍していたとのこと。
小さい時からジャズに親しんでいたんですね。

ちょっとハスキーな声が羨ましいくらいにcute。
のびやかに歌っていたNever Will I Marryや、エディー・ジェファーソンによるヴォーカリーズの曲Baby Girlは、彼女の独特な声質が楽曲の良さを引き出しているようでした。
母国語だというカタロニア語の曲が3曲あり、エキゾチックな魅力も。

トランペッターなので楽器奏者のスキャットが聴けるのでは?と期待していたのですが、メロディ−を大切にするストレートな歌い方でした。
ジャズ・ヴォーカルで癒やされたいという方にお勧めのアルバムです。

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posted by ありあ at 02:15| Comment(0) | お勧めCD/ミュージシャン

2017年07月16日

池袋ホットペッパーでライブ

7月13日(木)は池袋Hot Pepperのライブでした。

ミュージシャンは、パワフルなピアノの佐藤ミドリさん。
ベースソロが歌いまくってる、うのしょうじさん。
ブラシさばきが華麗なドラマーの宮一佐知生さん。

今回の新曲は3曲でした。
歌詞が長かったり、メロディーが複雑だったりして、長いことお蔵入りしていた曲です。

It ain't necessarily soは、「ポギーとベス」の中で歌われたガーシュウィンの曲。
旧約聖書の中に書かれていることって必ずしもそうとは限らないんだよ、みたいな歌詞がついています。

Chelsea Bridgeはビリー・ストレイホーンの曲。
エラやサラがそれぞれDuke Ellington Songbookをリリースした中で歌っています。
〜恋人と出会った場所、チェルシー橋に、愛する人が帰ってくると私は祈って待っています〜

ペギー・リーの歌で有名なFeverは3年前に持ち歌にしていたのですが、ようやくライブでお披露目できました。
〜あなたが好きで好きで、熱病にかかったみたい。朝も夜も、誰もかれも、みんな熱病にかかるのよ〜

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撮影・古谷慎治

次回のHot Pepperでのライブは10月5日(木)です。
このメンバーでの演奏の良さを活かしてどう選曲するか、今から楽しみ♪
皆様のお越しをお待ちしています。

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posted by ありあ at 14:07| Comment(0) | ライブのご報告

2017年07月05日

コルトレーンのお勧めは?〜今日のジャズ喫茶(9)

7月17日はコルトレーン没後50年。
ということで、早稲田のJazz Nuttyのサイトには「今月のテーマ」のところに「リクエストをお待ちしています」の文字が。

後期のアルバムではない、いわゆる「名盤」ではないお勧めのものを、とお願いしたところかかったのがこちら。
“Cattin' With Coltrane And Quinichette”
コルトレーンがレスター・ヤングの流れをくむポール・クイニシェット(Paul Quinichette)と共演した1957年の録音です。

タイプの違うテナー奏者。
それぞれのアドリブももちろんですが、フォーバースのところで両者の違いが際立っているのが面白かった。
音楽性が同じミュージシャンと演奏するスタイルばかりではなくて、こういうのもありなんですね。

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この日聴いたそのほかのアルバムで素晴らしかったのが、チェット・ベイカーの“strollin'”
ギタリストのフィリップ・カテリーン(Philip Catherine)と1985 年にドイツで共演したライヴ・アルバムです。
80年代のチェットを支えたベースのジャン・ルイ・ラシンフォッセ(Jean Louis Rassinfosse)が加わったドラムレスの渋い演奏。

チェットのvocalが入っているので、私もコレクションしていたアルバムだったのですが、音がよかったからか、始めて聴いたかのような新鮮な印象に打たれました。
vocal以外の曲を真剣に聴いていなかったことに気づいて反省。

チェットの音色との相性抜群な繊細なインタープレイからフュージョンを思わせるフレーズまで、緊張感ある変化に富んだ演奏。
素晴らしいギタリストの演奏に出会う機会がここ数日多くて嬉しいです。

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posted by ありあ at 08:37| Comment(0) | 今日のジャズ喫茶

2017年07月03日

アーティストとしての多彩な才能:カーメン・ランディ〜‘Jazz’Vocal 名盤・名唱(13)

先日までJazz weekのチャートに新譜の“Code Noir”がランキングしていたこともあって、しばらく前からCarmen Lundyを聴いていました。
1955年生まれの女性vocalist。
作曲やアレンジだけでなくアルバムでは様々な楽器も担当。
女優や画家としても有名らしく、アルバムジャケットに印刷されていた絵画が彼女の作品だったり。

1985年の初アルバムから始まって、年代順に全アルバムを聴きながらお勧めをピックアップしてみました。
年齢を重ねるにつれ、発声の仕方が変わっているようで、私が好みなのは、ハスキーで力が入っていない歌い方が魅力的な初期のアルバムなのですが。

作品としての充実度で選ぶなら2001年の“This Is Carmen Lundy”。
全曲オリジナル、アレンジも彼女自身で、というアルバムは色々あるのですが。
ラテンのリズムのAll Day, All Nightや、インストで演奏してもばっちり決まりそうなBetter Luck Next Timeなど。
彼女のオリジナルは、はじめて聴く曲なのに耳に残って、かっこいいな、私もレパートリーにしたいな、という曲が少なくないように思います。

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スタンダードも聴いてみたいという方には1994年録音の“Self Portrait”。
ピアノのシダー・ウォルトンやテナーのアーニー・ワッツが参加しているアルバムです。
アレンジがユニークなMy Favorite Things やストリングスをバックにゴージャスに歌うRound Midnightといったスタンダートナンバーとオリジナルで構成されている変化に富んだ内容です。

オリジナルで個性を発揮すること。
Jazz vocalistの表現方法として憧れます。

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posted by ありあ at 21:52| Comment(0) | ‘Jazz’Vocal 名盤・名唱

女性vocalistのお勧めアルバムは?〜今日のジャズ喫茶(8)

高田馬場マイルストーンにジャズヴォーカル仲間の藍ヒロコちゃんをお誘いしました。

お勧めのvocalアルバムを何かかけてくださいとお願いしたところ、私が大好きなキャロル・スローンの
“A Night of Ballad”がかかりました。ドン・アブニーとの84年のライブ録音です。
力を抜いた自然体。勉強になります。
全てアカペラのMy idealが心に染みました。

そのほかに良かったアルバムは、1990年にわずか32 歳で亡くなった女性ギタリスト、エミリー・レムラー(Emily Remler)の“East to Wes”。
1988年の作品で、ハンク・ジョーンズ(p)、バスター・ウィリアムス(b)、マーヴィン・スミッティ・スミス(ds)との共演です。
ウェス・モンゴメリーの影響を受けたという彼女のソロがしなやかで美しい。
ほかのアルバムも聴いてみたくなりました。

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Karen Gallingerというvocalistを聴いたのははじめてでした。
2000年のアルバム“Remembering Bill Evans”は、エヴァンスの没後20年の節目に出されており、エヴァンスのオリジナル曲に彼女が歌詞をつけています。
レパートリーに加えてみたいな〜と思っていたら、彼女のサイトに歌詞が掲載されているのを発見しました!

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posted by ありあ at 00:43| Comment(0) | 今日のジャズ喫茶

2017年07月01日

極上のギターDUOを堪能@池袋モンゴメリーランド

久しぶりにうかがったこちらのお店。
6月28日(水)は井上智氏と中牟礼貞則氏の演奏でした。

今年84歳の中牟礼さんが表情ひとつ変えずに淡淡と演奏していくのに対して、井上さんは巨匠の演奏をもり立てるように多彩なアプローチで迫っていきます。
どの曲もエンディングに至るまでスリリング。
息をのむインタープレイでした。

セットリストは次のとおり。
1st:All the things you are、Here's that rainy day、Body and Soul、Manhã de Carnaval、
Valse Hot、Two Degrees East, Three Degrees West

2nd:How deep is the ocean、Oblivion、Someday my prince will come、
Beautifil Love、In a sentimental mood

井上さんのライブはしばらくぶり。
レッスンにも2年近くうかがっていなかったので、刺激をもらいました。

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モンゴメリーランドのHPから

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posted by ありあ at 02:30| Comment(0) | ライブ聞きに行きました

2017年06月26日

生誕100年にちなんだアルバムで蘇るエラの名唱

エラ・フィッツジェラルド生誕100周年を記念して、未発表音源によるライブ盤がリリースされています。
"'s Wonderful / Live in Amsterdam 1957 & 1960"
ジャズ・ヴォーカル・ファンなら知らない人がいない1960年の名盤、"Mack The Knife - Ella In Berlin"の2週間後に録音された11曲と、1957年に録音された10曲が収められています。

1960年録音のメンバーは、"Mack The Knife"と同じポール・スミス(pf)、ジム・ホール(g)、ウィルフレッド・ミドルブルックス(b)、ガス・ジョンソン(ds)。
"Mack The Knife"に収録されていたのと同じ曲が6曲入っていたのですが、"Mack The Knife"のテイクとエラのフレージングが酷似しているところが少なくないのに気づきました。
細部を比較しながら聴き比べたわけではないのですが、どう歌うかあらかじめ決めて歌っている様子がうかがえました。

1957年録音のメンバーは、ドン・アブニー(pf)、ハーブ・エリス(g)、レイ・ブラウン(b)、ジョー・ジョーンズ(ds)。
ゆっくりしたテンポの曲が少なくなく、見事にコントロールされた美しい歌唱が堪能できます。

ジョー・ウイリアムスの十八番のブルースRoll 'Em Peteは、両者のライブともに取りあげられていましたが、1960年に録音されたヴァージョンでは、Volareやパ−カーのMoose The Moocheといった曲が織り込まれながら延々とスキャットが展開されて聴きごたえ十分。

絶頂期のエラの歌声にもう一度出会える1枚です。

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posted by ありあ at 02:04| Comment(0) | お勧めCD/ミュージシャン

2017年06月24日

Jazzファンを大切にしてくれるお店=Nuttyへ〜今日のジャズ喫茶(7)

思う存分聴きたいと思って店に着いても、おしゃべりしているお客さんにガッカリして早々に引き上げてしまうことが私の場合少なくないのですが。
前にもご紹介した硬派なお店、早稲田のJAZZ NuttyはJazzファンの期待を裏切りません。

今回聴かせていただいたのはビル・エヴァンス(pf)のBlue in Green。
Live In Paris, 1972 Vol. 3 と同じ音源のものらしいです。
かかった曲はDetour Ahead、Alfie、Emily。
前にうかがった時にリクエストしそびれていたのを、覚えていてかけて下さったSome Other Time。
JBLの音がいいので、エディ・ゴメス(b)、マーティー・モレル(ds)との繊細なインタープレイが心に染みました。

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次にカーメン・マクレエ(vo)のAs Time Goes By。
1973年録音の新宿ダグでのライヴによるバラード集です。
いいオーディオで聴くと、弾き語りでなければ表現できない絶妙なタイム感覚が新鮮に感じられます。

私がリクエストしたのはエリック・ドルフィー。
1961年のコペンハーゲンでの録音によるEric Dolphy In Europe Vol.2は、現地のミュージシャンとの共演だそう。
お勧めということで聴かせていただいたLauraでは、彼のアルトが縦横無尽に炸裂していました。

「ミュージシャンの魂を聴きとれ!」と書かれた看板が店の前にかかっているのですが、熱心に耳を傾けるJazzファンの一人ひとりにも敬意を払って下さっているような、暖かさが感じられる時間を過ごすことができました。

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posted by ありあ at 20:39| Comment(0) | 今日のジャズ喫茶

2017年06月21日

今月のジャズ聴き比べ:ミュージシャンの音楽の変化

毎月第3火曜日に新宿の朝日カルチャーセンターで開講されている寺島靖国氏の「ジャズ聴き比べの楽しみ」
何ヶ月ぶりかでうかがうことができました。

今回のテーマは「Jazzミュージシャンの生涯における音楽的変化」
最盛期と晩年の聴き比べははじめての試みだとか。

聴かせていただいたのは
スタン・ゲッツ(ts)23歳の時のDear old stockholm(1951年録音のThe Soundから)と、36歳の時のO Grande Amor (1963年録音のGetz/Gilbertoから)

渡辺貞夫氏(as)28歳の時のDel Sasser(1961年録音の初リーダーアルバムSadao Watanabeから)と81歳の時のTokyo Dating(2014年録音のライブ盤I'm with youから)

リー・コニッツ(as)22歳の時のSubconcious-Lee(1949〜50年に録音されたSubconcious-Leeから)と82歳の時のThe Way You Look Tonight(Lee Konitz & Walter Lang Trio による2011年のライブ録音Someone to Watch Over Meから)

マイルス・デイビス(tp)30歳の時のDear old stockholm (1955〜56年に録音された Round About Midnightから)と43歳の時のGreat Expectations(1969年から1972年の音源によるBig Funから)

ジョン・コルトレーン(ts)40歳の時のManifestation(亡くなる前の年1966年に録音されたCosmic Musicから)←最後まで聴きたかった曲。結構好きかも。

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私もこのブログでお気に入りのvocalistのお勧めCDを紹介するときには、可能な限り全てのCDをコレクションして年代順に聴いていっているのですが、年代が違っていてもそれぞれの年齢にみあった良さというものがあって、どれをお勧めするか毎回選ぶのが大変です。

同じ頃に出されたアルバムでもvocalistが曲によって発声法や歌い方を変えるように、楽器の人も、演奏スタイルを曲によって変えたりすることが少なくないと思うんですよね。
ですので、同じ曲の演奏スタイルが年齢を重ねるにつれてどのように変わっていくのか、聴き比べても面白いかもしれないな〜と思いました。

さてさて、先ほどネットで調べていたら、今年90歳のリー・コニッツ氏がこの2月にNewアルバムを発売していたことを知りました。
生涯現役。見倣いたいものです。

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posted by ありあ at 02:49| Comment(0) | ジャズ聴き比べ

2017年06月19日

ハイトーンのシャウトが圧巻:ダイアン・シュ-ア〜‘Jazz’Vocal 名盤・名唱(12)

前回ダイアン・リーヴスを紹介しましたので、今回は「ダイアン」繋がりでDiane Schuurをご紹介しましょう。
1953年生まれの63歳。

1985年の斑尾ジャズ・フェスティバルに初来日したときの感動は今でも忘れません。
生まれてすぐに視力を失った彼女。
ステージの中央まで手を引かれて登場し、かわいく何度もお辞儀をしたあとに、ピアノの前に座って歌った声量の豊かなこと!
その後1986年、1987年と2年続けてグラミー賞に輝いています。

今回は初来日前年に出されて話題になった"Deedles"から、現在までの全てのアルバムを年代順に聴いて、お勧めをピックアップしてみました。

初期のアルバムやブルース・フィーリングがある曲を聴いていた時に、ダイナ・ワシントンやナンシー・ウイルソンが好きな方にダイアンはお勧めだな〜とふと思いました。

調べてみると、教会の聖歌隊でゴスペルを歌っていたり、ダイナ・ワシンントンの影響を受けていたということがわかり、やっぱりそうだったか・・・と納得した次第。
歌い回しのフレージングに似た部分が感じられたのですが、発声が黒人シンガーと異なっていて高音のファルセットが美しく、彼女ならではの個性に溢れています。
当初はカントリー・ウエスタンの曲を歌っていたこともあって、カントリー調の選曲が多いアルバムもあります。

バラエティに富んだアルバムの中で、彼女らしい歌が聴けるのがこちら。
1987年にグラミー賞を獲得した“Diane Schuur and the Count Basie Orchestra”。
ダイナミックなベイシー・オーケストラとの共演で、彼女の歌の華やかさが一層際立っていますし、ライブならではの白熱した演奏が楽しめます。
I Loves You, Porgy のようなバラードも美しい。

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ゴスペルを歌っていた影響があるかもしれませんが、3オクターブ以上出せる豊かな声域の彼女は、ハイトーンを活かしたシャウトが特徴的。

そんな彼女らしい歌を堪能できる次のお勧めは、トランペッターのメイナード・ファーガソンとの2001年の共作“Swingin' For Schuur”。
彼が率いるビッグ・バンドBig Bop Nouveau との共演によるスタンダード集です。
ハイノート・ヒッター(超高音域の演奏)で有名なメイナードの演奏と刺激しあって繰り出されるダイアンの歌が刺激的。
アレンジも興味深いです。

昨年来日したそうで、私は行きそびれましたが、次の来日を心待ちにしたいと思います。

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posted by ありあ at 17:26| Comment(0) | ‘Jazz’Vocal 名盤・名唱