2016年11月28日

ヴォーカルの発表会で刺激

11月27日(日)夜、お誘いをいただいてBlues Alley目黒にうかがいました。
大野えりさんのYAMAHAのVocal Class の発表会です。

生徒さんが3曲ずつ(新しくクラスに入られた方は1曲)順に歌っておられましたが、気づいたことがいつかありました。

はじめに、演奏前のカウントを全て生徒さんが出していたこと。
えりさんがピアノの横に座っていらして、テンポが早かったり遅かったりした時には、やり直しをお願いしていたりも。。。。
先生がバンドに全て指示を出している発表会もありますが、カウントをどのように出すかを含めて、しっかり実践で身につけてもらっている様子が伝わってきました。

多くの生徒さんが、ファルセットのような力の入っていない澄んだ声で発声しておられるのにも気づきました。
発声の仕方についての日頃のご指導の成果なのではないかと思いました。

生徒さんの選曲がバラエティに富んでいるのも新鮮でした。
ほとんど知られていない曲を選んだり、テンポも自由だったり。
自分の好きな曲を好きなように、楽しみながら歌っておられる様子が伝わってきました。
先生ご自身が寛容でなければこうはいきません。

生徒さんの発表会は、歌が好きだと純粋に取り組んでいた初心を思い出させてくれる機会だとMCで話しておられたえりさん。
ご自身でも、Feeling GoodとThe First Time Ever I Saw Your Faceの2曲を披露して下さいました。
特に最後の曲は、感情のこもったダイナミクスが印象的で、勉強になりました。

歌伴は、石田衛さん(p)、佐藤“ハチ”恭彦さん(b)、井上功一さん(ds)といった豪華なメンバーでした。

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posted by ありあ at 14:18| Comment(0) | Jazz修業

2016年11月26日

ピンキー・ウィンターズの現在

11月25日。
楽しみにしていた六本木・サテンドールでの来日ツアー初日のライブを見に行きました。
ミュージシャンは、青木弘武さん(pf)、 ジャンボ小野さん(b)、 岡田朋之さん(ds)。
以前に来日された時にも共演しておられた金丸正城氏(vo)もご一緒の、豪華なステージでした。

金丸さんのMCでは、現役ヴォーカリストの最高齢がトニー・ベネット氏で、ピンキーさんはその次だろう・・とのことでしたが。
・・・ということは、彼女は現役女性ヴォーカリストの最高齢?!

しかしながら当日の演奏にびっくり。
驚くほどコントロールされた声、歌が静かに始まってやがて盛り上げていく自然なダイナミクス。
そして何よりも、フェイク満載の伸びやかなフレージング。
青木さんも「リハーサルの時から凄かった。玉手箱みたいにどんどん出てくるんだよ」と言ってました。

ここ数年の彼女の歌は−少なくともCDを聴いた限りでは−元のメロディを大切にしながら歌う唱法が中心だったと思うのですが。
この日は、デビュー・アルバムの時のように自由で、かつ声質がはるかに深く落ちついていて、これまでにない彼女の新しい一面を目の当たりにした気がします。

共演したミュージシャンが素晴らしかったからだろうと、私なりに解釈した次第。
青木さんも、彼女の歌はリラックスできて、どんどん(演奏が)引き出されるんだよ、とおっしゃっていましたが、ピンキーさんも同じ思いだったと思うのです。
ライブ録音しておけばよかったのに・・・と思うほど、後世に残る貴重な演奏だったと思います。
#歌いまくっていたドラム・ソロのあとに、ピンキーさんが岡田さんのことを'Buddy Rich!'って紹介していましたし・・・。

ピンキーさんが歌ったのは次の曲。
1st;I Thought about You、Polka Dots and Moon Beams、Misty、Time after Time、
When Sunny Gets Blue、If You Never Come to Me、Goody Goody

2nd;I've Got You Under My Skin、A Time for Love、Witchcraft、All the Way、
A Beautiful Friendship、In the Wee Small Hours of the Morning

アンコール;Fly Me to The Moon

金丸さんとの息のあったDuoで、On a Slow Boat to China と Teach Me Tonightも。
幸せな時間をありがとうございます。

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posted by ありあ at 01:58| Comment(0) | ライブ聞きに行きました

2016年11月24日

アロルド・ロペス・ヌッサの新譜

今年の東京Jazzの模様が、10月末から3週にわたってNHK-BSプレミアムで放送されていました。
どれも聴きごたえがありましたが、キューバのジャズ・ピアニストHarold López-Nussaのトリオが素晴らしかったので、CDを購入しました。
来日直前にリリースされた“エル・ビアッヘ(El Viaje)”です。

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タイトルが「旅」を意味しているだけあって、メンバーもワールドワイド。
ヌッサの弟でドラマーのリュイ・アドリアン・ロペス・ヌッサ(Ruy Adián López-Nussa)に加え、セネガル出身のベーシスト、アリュンヌ・ワッドゥ(Alune Wade)は柔らかなvoiceも披露してくれます。

このトリオが気に入ったのは、リュイのドラミングが素晴らしかったから。
東京Jazzでは兄弟でピアノの連弾も披露していた多彩な人です。

ピアノは打楽器だとあらためて納得してしまうほどのスリリングな演奏で、二人の息がピッタリ。
小さい時から、家で二人でこんな風に連弾しながら遊んでいたんだろうな〜と想像させてしまうような、ほのぼのとした雰囲気もありました。

CDの曲で特に印象に残ったのは、
東京Jazzでも演奏されたカリプソの‘Feria’ と ‘Bacalao Con Pan’、ボレロからチャチャへとリズムが変化する‘Lobo's Cha'。

ラテン・ジャズのリズムの詳しいことはわからないけれど、ライブで聴かなくても、CDの音源で十分にエキサイティングなグルーヴを感じとることができます。

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posted by ありあ at 21:23| Comment(0) | お勧めCD/ミュージシャン

2016年11月23日

クールな唱法が表現する温かさ:ピンキー・ウィンターズ〜‘Jazz’Vocal 名盤・名唱(6)

このブログでも以前にアルバムを紹介したことがあるPinky Winters(1931- )。
今年85才になる大ベテランです。
かなり以前に、行きつけのジャズ喫茶「マイルストーン」の店主、織戸さんから、こんないいアルバムがあるよと教えていただいてからファンになりました。

そのアルバムが1954年、23才の時に録音したデビュー作の“Pinky”。
可憐でハスキーな声。アイデア満載のフェイクも巧みです。
‘This Can't Be Love'など自在にswingする曲が私好みですが、‘Cool Sazerac’といった珍しい曲も。

「クール・サゼラック」はカクテルの名前で、彼女がかつて一緒に活動していたアンディ・アレラノというドラマーが書いた曲らしい。
ブルージーなメロディラインにも関わらず、爽やかなハスキー・ヴォイスで歌っているので、明るさとほの暗さがミックスされた不思議な魅力に溢れたサウンドに仕上がっています。

ミュージシャンは、バド・ラヴィン(p)、ジム・ウルフ(b)、スタン・リーヴィー(ds)。
このアルバムが復刻された時に、ズート・シムス(ts)が入ったプライベート・セッション5曲と、このアルバムのためののリハーサル・セッション7曲が新たに加わっています。

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子育てで第一線から退いていた時期があったため、彼女のアルバムは数が多くないのですが、1980年代に復帰した後に出されたアルバムでは、低音域を活かした声に変わり、原曲のメロディを大切にしたストレートな唱法になっています。
彼女自身も「若い頃の歌を聞くと自分の歌とは思えない」と言っていたとか。

復帰後のアルバムは、シナトラやエラなどの歌伴を勤め、亡くなるまでピンキーのパートナーだったピアニストのルー・レヴィとの共演が多かったのですが。

私が好きなのは2001年録音の“Rain Sometimes”。
ミュージシャンは、リチャード・ロドニー・ベネット(p)とボブ・メイズ(b)。
リチャードの美しいピアノとのデュオによる曲が多くなっており、彼女の歌が持つ豊かな表現力が見事に発揮されている名唱ぞろいです。

バラードは言うに及ばず‘Little Did I Dream’のようなswingする曲が圧巻。
デュオではこんな歌い方をすればいいんだ〜と学ばされる事が多いです。

ルー・レヴィとのアルバム“Happy Madness”では、取り上げる曲のオリジナル版を研究しつくして演奏のアイデアを練っていたとのこと。
デビュー当時の自由な唱法のピンキーも好きですが、原曲の良さを活かした近年の彼女の歌も、曲への愛情あふれる温かさに満ちていて素晴らしいです。

彼女は日本にもしばしば来日しており、今週金曜に私も六本木・サテンドールでのライブを聴きに行ってきます。
終わりましたら、またこのブログでご報告しますね。

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posted by ありあ at 01:32| Comment(0) | ‘Jazz’Vocal 名盤・名唱

2016年11月22日

アニタ・オデイ没後10年

2006年11月23日にアニタが87才で亡くなって、早くも10年になりました。
このブログでも既にお勧めを紹介していますが、高校でジャズ研に入った頃に聴きだしてからというもの、私が最も影響を受けたヴォーカリストです。

ここ数日彼女を偲んで、絶頂期のアルバム“Anita”(1955)、“Pick yourself Up”(1957)、“Anita Sings the Most”(1957)を繰り返し聴いていました。
この時期の歌唱は高音の澄んだ声が魅力。

オスカー・ピーターソンとの共演による“Anita Sings the Most”では、超高速な歌伴にも自然に溶け込んでswingしている‘Them There Eyes’がさすがです。

2009年に出されたドキュメンタリーDVD "Anita O'Day The Life or a Jazz Singer"では、彼女へのインタビューや貴重なライブ映像を見ることができます。
#こちらは、2008年度 サテライト・アワード ベスト・ドキュメンタリー賞というのを受賞した作品らしい。

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ジーン・クルーパ楽団で、トランペッターのロイ・エルドリッジと歌っていた"Let Me Off Uptown’では、楽しそうに語り、踊ってミュージカルの舞台のよう。
‘感情を女優のように歌にのせる’歌手だというコメントもありました。

幼い頃に受けた手術の影響で、ロングトーンや通常のビブラートをかけるのが無理になったらしく、独自の歌唱法を生み出したアニタ。
自らを、歌手ではなく「ソング・スタイリスト」であると表現していたのも印象的でした。

彼女はミルドレッド・ベイリーやビリー・ホリデイのレコードを聴くだけで、ジャズ・ヴォーカルを身につけていったとのこと。
溢れる個性と、86才になってもニュー・アルバムを録音するジャズへの情熱。

私も情熱をもって研鑽を積み続けていかなければと、あらためて気持ちを引き締めています。

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posted by ありあ at 00:03| Comment(0) | お勧めCD/ミュージシャン

2016年11月21日

ジャズ・ピアノの名盤を聴く会

『ジャズ批評』194号の特集「ジャズ・ピアノの名盤」に沿ったアルバムを聴く会が、高田馬場のジャズ喫茶マイルストーンで開かれました。

ジャズの歴史の流れを踏まえながら、2時間あまりにわたって当日紹介されたアルバムと曲はこちら。

・ソニー・クラーク・トリオ:“Sonny Clark Trio”(1957)より‘Be-Bop’
・ジョージ・ウオーリントン・クインテット:“George Wallington Quintet at the Bohemia”(1955)より‘Johnny One Note’
・バド・パウエル:“Jazz Giant”(1949)より‘Tempus Fugit’
・ウイントン・ケリー:“Kelly at Midnight”(1960)より‘Temperance’
・エロール・ガーナー:の“Concert by the Sea”(1955)より‘I'll Remember April’
・ウイントン・マルサリス:“Wynton Marsalis Mr Jelly Lord: Standard Time 6”(1999)より‘ Billy Goat Stomp’と‘Courthouse Bump’−ニューオリンズ・ジャズの創始者J.L.モートンの作品集です。
・ベニー・グリーン・トリオ:“Greens”(1991)より‘Time After Time’
・ケニー・カークランド:“Kenny Kirkland”(1991)より‘Ana Maria’
・ピーター・ビーツ:“Portrait of Peterson”(2013)より‘Blues for Oscar’
・ダド・モローニ(p)+トム・ハレル(tp):“Humanity”(2007)より‘The Nearness of You’
・カウント・ベイシー・オーケストラ:“April in Paris”(1957)より‘Shiny Stockings’

ビバップ・スタイルのソニー・クラークのアルバムと、ハード・バップ・スタイルのウイントン・ケリーのアルバムは、ベーシストとドラマーが同じ。
ポール・チェンバースとフィリー・ジョー・ジョーンズでしたが、ピアニストが違うと彼らの演奏が大きく違って聞こえるのが面白かったです。
フィリー・ジョー・ジョーンズの変化にとんだ演奏が素晴らしい。

ベニー・グリーン・トリオの演奏も、決して面白いとは言えない?楽曲を、アレンジとswingyな演奏で聴きごたえがあるものにしていました。
来年も来日するでしょうか。ライブ行きたいです。
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ということで、とても勉強になったこの企画。
次回は1,2月頃にヴォーカルを特集して開催するとのこと。
またうかがいたいと思います。

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posted by ありあ at 01:57| Comment(0) | Jazz修業

2016年11月19日

池袋でライブ

11月17日(木)は池袋のHot Pepperでライブでした。
メンバーは、佐藤ミドリさん(pf)、うのしょうじさん(b)、宮一佐知生さん(ds)。
いつも当店でご一緒させていただいてます。

今月の新曲は5曲。
・Frenesi(フレネシ)
スペイン語のタイトルですが、英語でmadnessという意味らしい。アーティー・ショー楽団の十八番です。
メキシコのお祭りに立ち寄って素敵な君に心を奪われた!という歌詞。
ベティー・カーターが超アップテンポで歌っていましたが、私はアニタ・オデイが“Anita O'Day Sings The Winners”で歌っていたバージョンのイメージで。
リズムはチャチャがあっているかな?エキゾチックな曲です。

・Mack The Knife
別名モリタート、名盤・名演が多数あります。
ヴォーカルではボビー・ダーリンやサッチモ、長い歌詞を忘れてとっさにスキャットで歌った“Ella In Berlin”でのエラの歌唱も有名。
私は今回スキャットせずに、歌詞を自分で作ってendingに加えてみました。

・Let's Face the Music and Dance
エラやシナトラ、メル・トーメも歌っていますが、私はアニタのように、ノリのいいラテンとswingのリズムで。
「この先困難があるかも知れないけれど、音楽と月の光と愛とロマンスがある限り、この音楽と踊りを楽しみましょう」

・Deep Purple
その昔、アーティー・ショー楽団でヘレン・フォレストが歌っていた曲。
私の好きなロバータ・ガンバリーニは音域の広いこのバラードを見事な歌唱力で歌い上げています。
紫色をした夜のとばりがおりる夕暮れ時に、去っていったあなたの夢をみる。。という曲。

・That Old Black Magic
恋という古い不思議な魔力にとりつかれてしまった!・・という曲。
これもロバータ・ガンバリーニが軽やかにswingして歌っています。

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撮影:古谷慎治

次回のHot Pepperは1月26日(木)20時からです。
リクエストもありましたら是非。
皆様のお越しをお待ちしています!


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posted by ありあ at 19:24| Comment(0) | ライブのご報告

2016年11月18日

可憐なはかなさでジャズ・ファンを魅了:ビヴァリー・ケニー〜‘Jazz’Vocal 名盤・名唱(5)

お勧めレパートリーを以前にご紹介したときにアルバムを取り上げたBeverly Kenny( 1932-1960)。
28才の若さで自ら命を落としてしまったのが惜しまれます。

スタン・ゲッツの影響を受けていたという彼女。
ポピュラーシンガーのような歌い方をしているコンセプトのアルバムもわずかにありますが、多くのアルバムでJazz Vocalistとしての本領を発揮しています。

特徴はクリアにストレートに伸びる可憐な声。
フェイク(原曲のメロディーを崩した歌唱)も巧みです。

ブルーノート(長音階の3度と5度と7度の音を 半音下げた音)を時折使うのですが、声がcuteなので、メロディーラインが重くならずにはかなさが漂うイメージに。
始めて聴く曲も、どれも持ち歌にしたくなるほど魅力的な楽曲に仕上がっています。

なので、お勧めのアルバムを選ぶのが難しいですが、“Sings with Jimmy Jones and the Basie-ites”(1956) は、カウント・ベイシー楽団のピック・アップ・メンバーで構成されたコンボをバックに歌っています。
‘Nobody Else But Me’や‘Isn't This a Lovely Day’といったswingする曲が聴きごたえあり。

1958-59年に録音された“Sings for Playboys”のバックはピアノとベースのDuo。
ピアニストのエリス・ラーキンスは、エラやクリス・コナーのアルバムでも有名ですし、ベーシストのジョー・ベンジャミンは、サラ・ヴォーンとも演奏していた、いずれも歌伴の名手です。

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バラード‘What Is There to Say’では、歌い出しが高音から始まっているのですが、自分の声の中で魅力的な音域がどのあたりなのかを十分にわかってフェイクしている様子がうかがえます。

彼女が生きていたら、今頃どんなヴォーカリストになっていたでしょうか・・・。

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posted by ありあ at 01:27| Comment(0) | ‘Jazz’Vocal 名盤・名唱

2016年11月09日

シャーリー・ホーンの新譜 

Shirley Hornの未発表音源が今年になってCD化され、JAZZ WEEK CHARTにしばらく前からランクインされていました。
1988年のラス・ヴェガスでのライヴの模様を収めた“ Live at the 4 Queens”です。
メンバーはShirley Horn (vo,p)、Charles Ables (b)、Steve Williams (ds)。

シャーリー・ホーンと言えば、超スロー・テンポで歌いながら、歌のフレーズの合間に自らピアノをちょろっとバッキングする、という印象が強かったのですが。。。

このアルバムには、歌が入っていないピアノ・トリオでの演奏も3曲入っていて、あらためて聞いてみると、思いのほかピアノのタッチが強くて、思いきりがいい演奏という感じ。

ライブ盤とスタジオ録音では、演奏スタイルが違うのでしょうか?
彼女のアルバムもいくつかこれまでにコレクションしているので、機会をみて年代順にじっくりと聴いてみたいと思いました。
お勧めがありましたら、またこのブログでご紹介しますね。

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posted by ありあ at 11:08| Comment(0) | お勧めCD/ミュージシャン

2016年11月08日

自由自在なヴォーカル・スタイル:キティ・マーゴリス〜‘Jazz’Vocal 名盤・名唱(4)

前回紹介したマデリン・イーストマンとともにMad - Katというレーベルを起こして活動しているのが、今回ご紹介するKitty Margolis (1955 - )。

スキャットやヴォーカリーズだけでなく、ブルース・フィーリングに溢れた楽曲も、卓越した歌唱力で柔軟に歌いこなします。

現在はアルバムが5作品出されていますが、どれも素晴らしく、お勧めを選ぶのが難しい!
その中で、彼女の2枚目のアルバム“Evolution”(1993)は、テナー・サックス奏者のジョー・ヘンダーソンとブルース・ギタリストのジョー・ルイス・ウォーカーがメンバーに加わっている力作です。

彼女の歌はディクション(言葉が 明瞭に聞き取れる発音)が美しいのが特徴的。
声質も曲調にあわせて変わっていきます。
彼女が歌詞を書いているシダー・ウォルトンの‘Firm Roots’では、明るく響く高音にひきこまれますし、‘Someone Else is Steppin' In’という曲では、ファンキーなブルースが味わえます。

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お馴染みのスタンダード・ナンバーのアレンジを変えて、新鮮な演奏に生まれ変わらせてくれるのも、彼女のお得意です。
ライブ盤では“Heart & Soul : Live in San Francisco”(2004)はいかがでしょう。

‘A Sleepin’Bee’や‘Surrey With the Fringe on Top(飾りのついた四輪馬車)’ ‘Secret Love’といったスタンダード曲に、こんなアレンジができるんだ!?という新しい発見がありますよ。

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posted by ありあ at 02:37| Comment(0) | ‘Jazz’Vocal 名盤・名唱