2023年05月12日

5月のライブ@ホットペッパー

5月11日(木)は池袋ホットペッパーでのライブでした。
今回も佐藤ミドリピアノトリオとの共演。
なかなか日程があわないので先月はお休みになってしまいましたが・・・

今回の新曲は スティービー・ワンダーのバラードでToo Shy to Say。
ドラムの宮一さんが昔好きだった曲だそうで、歌詞も覚えていてセッティングの時に口ずさんでました!

久しぶりに歌った曲は、いずれもジャズのスタンダードナンバーで
Jersey Bounce, I'm All Smiles, Social Call, Walking Shoes, I'm Walkin'

ベースのうのさんとはDat Dereを。
○52_large.jpg

ステージはこんな感じです。
ミドリさんは、月の沙漠やダニーボーイ、フランシス・レイの白い恋人達といったお馴染みの曲を個性的なリハモで楽しませてくださいました。
○733_large.jpg
写真撮影は古谷慎治さんです。

次回のホットペッパーでのライブは6月2日(金)です。
リクエストがありましたら事前に私あてご連絡いただければ楽譜を持参いたします!!
皆様のお越しをお待ちしています。

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posted by ありあ at 02:31| ライブのご報告

2023年05月05日

つややかな歌声のカーメンのライブ盤〜今日のジャズ喫茶(26)

早稲田のジャズ喫茶Jazz Nutty。
久しぶりに4月上旬にうかがった時、この時期のカーメンのライブ盤はめずらしいよね、とおっしゃってかけてくださったLPがCarmen McRae At The Flamingo Jazz Club。
1961年にロンドンのジャズクラブで録音されたものです。

1961年といえば私が好きな彼女のアルバムBook of Balladsがリリースされた2年後で、ピアニストもこのアルバムと同じドン・アブニー。
ライブでの演奏なのになんでこんなにつややかで繊細な歌声なの?と驚愕します。
アップテンポの曲も華やかで見事。
They Can't Take That Away From Meの粘っこいフェイクも頭から離れません。

持っていなかったアルバムだったので早速アマゾンで入手。
Carmen McRae In Londonというタイトルで1999年にCD化されていたものが購入できました。

カーメンのアルバムはチェックしていたつもりでしたが、調べたところ2000年代前後にリリースされたCD以降、コレクションが滞っていたことが判明。
新しいヴォーカストも次々出てきていますが、まずは名演をじっくり研究するところから次の一歩につなげることができればと反省しました。

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posted by ありあ at 21:24| 今日のジャズ喫茶

2023年05月04日

才能あふれたケイティ・ジョージのアルバムはお勧め

昨年秋にリリースされたCaity Gyorgyのアルバム“featuring”を紹介し忘れてました。
キュートな歌声の彼女はカナダ出身の24歳。
楽曲ごとに異なるゲストミュージシャンがフィーチャーされた変化に富んだアルバムです。
カナダのグラミーとも言われるJuno Awardを、前作に引き続きこのアルバムでも今年再び受賞しました。

作詞・作曲・アレンジに優れたケイティ。
このアルバムでも全13曲のうち11曲がオリジナルで、バップや超swingするご機嫌な楽曲が目白押しです。
こんなにトリッキーなメロディラインをなんでわざわざ書いたの?!
1曲目からびっくりさせられます。

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特に素晴らしいのはスキャット。
liftadayというアカウントで、ソニー・スティット、チャーリー・パーカー、チェット・ベイカーなどのアドリブパートを彼女が延々とスキャットしているインスタグラムがあるのですが。
彼女の動画を見ていると、ジャズが心の底から好きで、地道にかつ楽しみながらトレーニングを重ねてきたことがよくわかります。

更にお聞きになりたい方には、2021年にリリースされた2枚のアルバムがカップリングされた日本デビュー盤“Portrait of Caity Gyorgy”があります。
このうちオリジナル曲 Secret Safe は2021年度John Lennon Songwriging Contestで最優秀賞に輝いているとのこと。

何度でも聴きたい彼女のアルバム。
聴きながら、私ももっと練習しなくちゃ、という気持ちにさせられます。

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posted by ありあ at 21:39| お勧めCD/ミュージシャン