2024年02月05日

そしてまたブロッサム・ディアリーを

自分の音楽を真っ直ぐに追求してきたヴォーカリスト&ピアニストのBlossom Dearieについては、このブログでもこれまでに紹介してきましたが。

1966〜70年にロンドンのフォンタナ・レーベルで録音された未発表の音源が彼女の実家で発見され、昨年夏に2枚組のアルバムになって発売されました。
タイトルはFeeling Good Being Me: The Lost And Found London Sessions

国内盤には、彼女の生い立ちや音楽歴が豊富な写真とともに詳しく紹介されているブックレットの日本語訳〜なんと35Pもあります!〜が付いていて、読みながら、あらためて彼女の音楽への思いに心を寄せることができました。

どんな風に作曲をしているのか、なんていうエピソードが入っていたり、音源には「こんな風に演奏したら」みたいにメンバーと打ち合わせしてる声が入っていたり。

特に1枚目の最初に収録されていたRings and Thingsという彼女の自作曲が華麗で素敵でした。

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posted by ありあ at 17:35| お勧めCD/ミュージシャン

カート・エリング SuperBlueの続編は?

私の好きなKurt Ellingが昨年秋にリリースしたアルバム。
(受賞は逃しましたが)2024年のグラミー賞BEST ALTERNATIVE JAZZ ALBUMにノミネートされていたのがSuperblue: The Iridescent Spreeです。
ギタリストのチャーリー・ハンターとの共作。

Popやソウル、ファンクなどジャンルを超えた楽曲ばかり。
聞き終わっても頭からリフが離れないBounce itはドラマー&ソングライターのNate Smithの曲にカートが歌詞をつけています。
ほかにもカートの作詞によるオーネット・コールマンのOnly the Lonely Woman、
ボブ・ドロー作詞作曲のNaugh Number Nine といったところが私のお気に入り。

どの曲もコーリー・フォンヴィルのファンキーなドラムに心揺さぶられます。
ベース/キーボードはマルチなDJハリソン。

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posted by ありあ at 14:00| お勧めCD/ミュージシャン

2024年02月02日

今年最初のホットペッパー

2月1日(木)は池袋ホットペッパーで、佐藤ミドリさんのピアノトリオと今年最初のライブ。
寒暖差が激しい日は鼻炎がひどくなってこのところ最悪だったのですが、歌っているとなぜか気にならなくなるのが不思議です。

今回の新曲はマイケル・ジャクソンのBeat Itをミディアムのswingで。
楽譜をつくってみたらシンプルなコード進行だけで曲がつくられているのにまず驚き、歌詞にもしっかり韻が踏まれていてまた驚き。。。。
マイケルのほかの曲もやってみたくなりました。

●365_large.jpg
写真撮影は古谷慎治さん。

次回のホットペッパーでのライブは4月3日(水)です。
少し先になりますが、皆様のお越しをお待ちしています。

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posted by ありあ at 01:45| ライブのご報告