2015年02月23日

今月のジャズ聴き比べ

毎月第3火曜、朝日カルチャーセンター寺島靖国氏の講座。
今月のテーマは、ジャズ以外のジャンルの人が演奏するジャズがジャズファンにどう受け入れられるか。

はじめに流れたのはボブディランが歌う‘Full Moon and Empty Arms'
今年になって出た"Shadows in the Night"というフランク・シナトラの曲を集めたアルバムの中の曲です。
フランク・シナトラがジャズ歌手か?というご意見もあるかとは思いますが、
調べたところこの曲はサラボーンも歌っているらしい。

続いてタンゴのエル・チョクロ(El choclo)という曲。
タンゴ界の大御所、フランシスコ・カナロ楽団の演奏と、
この曲に英語の歌詞をつけた‘Kiss of Fire' を歌ったイングリッド・ルチア(Ingrid Lucia)。
後者は2004年の"ALMOST BLUE"というアルバムからです。

音楽のジャンルの違いをあれこれ言うのはいかがなものかとも思いますが
ジャズ以外の人がジャズシンガーが歌っている曲を歌っても、
8分音符でたんたんと歌われていて、「ジャズ」を聴いている感じが全くしないですし
タンゴの曲に英語の歌詞をつけても、歌詞のリズムとメロディーのリズムがあっていなかったりして、
やっぱりタンゴのままの方がいいな〜なんて思ったり。
それぞれの曲やシンガーの良さを素直に活かした演奏がやっぱりいいな・・と思ってしまいました。

そのほかの聴き比べは、ニュースタンダード。
パットメセニーの‘Question and Answer' という曲を、最近人気のある新しいピアノ・トリオのスタイルと
オーソドックスなスタイルで聴き比べ。

前者は、ピアノのエイブラハム・バレラ(Abraham Barrera )が率いるトリオで、
アントニオ・サンチェス(Antonio Sanchez)のはじけたドラミングが印象的なアルバム"Ocaso" (2014)から。
後者は、ピアノのシェリー・バーグ(Shelly Berg )が率いるトリオの"Blackbird"(2005)というアルバムで、
こちらのドラミングはジャズ・ワルツのブラシが美しい。

どちらかを差し上げますと言われたらどちらが欲しいですか、との問いが出されましたが、私は前者。
ほかの曲がどんな演奏なのか、後者は聴かなくても自ずとわかる感じがして。

新しいジャズを聴く機会がこれまでなかったので、
家に帰って、普段から聴いているACCUJAZZ.comでBEST JAZZ OF 2014 というチャネルをしばらく聴いていたのですが
お、これは!というアルバムになかなかあたりません。。。。


posted by ありあ at 03:58| Comment(0) | ジャズ聴き比べ
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