2015年05月20日

今月のジャズ聴き比べ:「枯葉」を中心に

毎月第三火曜日に新宿の朝日カルチャーセンターで開講されている寺島靖国氏の「ジャズ聴き比べの楽しみ」
最初の聴き比べは、大西順子さんとケニーバロン(Kenny Barron)がそれぞれ演奏していた「リンゴ追分」。

その次の聴き比べは「枯葉」でした。多くのジャズミュージシャンの録音がありますが、
コード進行(メジャーのU-XとマイナーのU-Xの繰り返し)がアドリブの格好の素材になるので、
ジャズ・スクールにいくと始めの方で必ず練習させられる曲です。

キャノンボール・アダレイの“Somethin' Else"(1958年)に収められた名演を聞いた後に
そこでの有名なイントロをそっくり使った女性ボーカルを聞きました。
イギリス出身のアニタ・ウォーデル(Anita Wardell)というシンガーの"Noted"(2006年)というCD。
あまりにも同じなので、これってマイルスへのトリビュートアルバム?と一瞬思ったのですが、
聞いていくうちに、キャノンボール・アダレイのソロに歌詞をつけたヴォーカリーズになったので、
あ、それでなのねと納得しました。

WEBで調べたところ、彼女は自分で歌詞をつけたヴォーカリーズをあれこれ録音しているらしい。
テーマの歌い方が素直だったので、ヴォーカリーズの部分の曲調との差がありすぎたところに若干違和感を感じましたが、
ほかの曲ではどんな歌い方をしているのか、逆に聴いてみたくなりました。
 #You Tubeで探して聴いたら、Moanin'ではリー・モーガンのソロに歌詞つけてました。
このCD、タイトルが"Noted"なので、誰でも知ってる名演をあえて取り上げるっていうコンセプトなのかも。

次にテナーサックスのズート・シムズ(Zoot Sims)の「枯葉」。
彼のワン・ホーンでの演奏とトロンボーンのカーティス・フラーのCDでの演奏の聴き比べでした。
同じ1961年の演奏でしたが、ワン・ホーンの方がやはりのびのびした演奏になっていましたし、
バンドのリーダーによって演奏が変わるところがよくわかりました。

今回は時間がなくて次回に延期されたのが、私の大好きなファンキー・ジャズ。
また来月を楽しみに。。。

posted by ありあ at 02:15| Comment(0) | ジャズ聴き比べ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: