2015年08月19日

今月のジャズ聴き比べ:違うところ/同じところ

毎月第三火曜日に新宿の朝日カルチャーセンターで開講されている寺島靖国氏の「ジャズ聴き比べの楽しみ」
2ヶ月お休みしてしまいましたが、頑張って行ってまいりました〜〜

今回のテーマは「ジャズ喫茶の名盤をかけつつ音の違いを楽しむ」
最初は、同じCDをかけてもいいケーブルを使うだけで楽器の音がくっきり鮮明になるというところを聴かせていただきました。

次いでサウンドに特徴があると言われているブルーノート盤と、エソテリックというところで独自にリマスターしたスーパーオーディオCD(SACD)盤の比較。
聴いたのはおなじみArt Blakey&Jazz MessengersのMoanin’です。

中古でできるだけ安い値段のCDを選んでいるので、どの盤を買おうかなんていうことには日頃から無頓着。
練習用に防音だけはしているけれど、足の踏み場に困るような狭すぎる音楽部屋で、iPodとPCに耳をこすりつけるようにして音源を聴いている私にとっては、はるか遠い世界のお話しのようでした。。。

次いでトランペットのソロを聴いて、どちらがArt Farmerでどちらが Clifford Brownかあてっこしたり。
Bud Powell の「名盤」"Amazing Bud Powell 1"から Un Poco Loco と、パウエル後期の作品 "Bud Powell in Paris"から Dear Old Stockholmの聴き比べ。
くつろいで聴ける演奏で、選曲もスタンダードが多いためか、ジャズ喫茶でのリクエストは後者が多いとのことでした。
ちょっと意外

そしてベサメ・ムーチョを、Eve BoswellとChantal Chamberland という2人の女性ボーカリストで聴き比べ。
後者はフランス語でしたが、ボサノバのリズムととてもよくあっていました。

音楽のリズムにあう言葉のリズムというものがあって、ボサノバを英語で歌うとポルトガル語で歌うときとは全く違うノリになってしまいます。
なのでボサノバにフランス語がしっくりくるのがなんだか不思議。
でもよくよく考えてみると、フレンチ・ボッサっていう音楽もありますものね。

そういえば先日、Little Boatというボサノバの曲をライブで歌っていたら(英語でしたが)、ピアノの藤澤さんが、この曲フレンチっぽいね と言ってました。
ボサノバは半音進行するメロディーやコード進行が多いのですが、そこのところを丁寧に歌っていると、確かにフランス音楽の雰囲気に近づくような気がしていたんです。

今日もフランス語のボサノバを聴いたあとで、フランス映画の主題歌「男と女のテーマ」を思い出すと言っておられた方がいましたが、あの曲も半音進行で、男女の恋のあやうさやはかなさを表現していますよね。
そいうえばフランシス・レイの「パリのめぐり逢い」も半音進行。

フランス音楽にもボサノバにも詳しくないのですが、詳しくないなりに両者の共通点について、少し発見したような気がしました。
このジャンルの音楽が得意な人にとっては、今さら言うまでもないことなのかもしれないですが。

posted by ありあ at 02:20| Comment(0) | ジャズ聴き比べ
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