2016年06月22日

今月のジャズ聴き比べ:懐かしいアルバム

毎月第3火曜日に新宿の朝日カルチャーセンターで開講されている寺島靖国氏の「ジャズ聴き比べの楽しみ」

今月はドラムの聴き比べから。
はじめはドイツ出身のピアニスト、ヨアヒム・キューン(Joachim Kühn) のトリオの演奏で、2014年に彼が70才を迎えたことを記念してリリースされた“Birthday Edition”という2枚組のアルバムから‘Pastor’を聴きました。
ベースはJ.F.Jenny Clark、ドラムはDaniel Humairというヨーロッパ・ジャズのメンバーが1987年に録音したライブ盤。
白熱したインタープレイが楽しめる私好みのアルバムでした。

2枚目はNY出身のピアニスト、ビル・チャーラップ(Bill Charlap)。
スタンダードナンバーをじっくり聴かせてくれるタイプのピアニストらしいです。
聴いたのはピアノ・トリオのアルバム“Live at the Village Vanguard”(2007) から、高速でスイングする‘My shining hour”。
ベースはPeter Washington、ドラムはKenny Washington。

3枚目はクールな歌声が堪能できるヴォーカリストとのインタープレイ。
ノルウエーの女性シンガー、スールヴァイグ・シュレッタイェル(Solveig Slettahjell)のアルバム “Slow Motion Orchestra ”(2001) から、‘Wild Is the Wind’
ドラマーはPer Oddvar Johansenという人です。

次に、1970年にスタートした日本のレーベル、スリー・ブラインド・マイス(TBM) の名盤を聴きました。
はじめは懐かしいヴォーカリスト・笠井紀美子さん+峰厚介氏のカルテットによる “Yellow Carcass in the Blue ”(1971) から‘Alone Together’。

次いで山本剛氏のピアノトリオが1974年に録音した“Live at the Misty”から‘Dark Eyes’。

そして中本マリさん+鈴木勲氏(b)+渡辺香津美氏(g)による1975年録音の“MARI NAKAMOTO III ” から、‘Georgia on my mind’。
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ジャズ・ヴォーカルを勉強し始めの頃、マリさんのハスキーな声が好きで音源をコレクションしており、TBMから出たアルバムも何枚か持っていたのですが、このところ聴く機会がなかったので懐かしかったです。

よく行く近くのジャズ喫茶・マイルストーンで、‘すごい演奏、これって誰?’と思いながらジャケットを見に行き、この時代の日本のジャズ・ミュージシャンのアルバムだと知ってビックリすることがしばしばあります。
日本のジャズを引っ張っていく心意気に溢れたミュージシャンたちの勢いが感じられるこの時代の演奏。
これからも聴き続けていきたいと思います。

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posted by ありあ at 14:04| Comment(0) | ジャズ聴き比べ
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