2016年09月03日

Michika Fukumori “QUALITY TIME”発売記念ライブ

16年前にNYに渡って、今は向こうでバリバリ活躍している福森道華ちゃん。
渡米される前は、あちこちで演奏をご一緒していただいていたのですが、この6月にアメリカの老舗ジャズレコードレーベルSummit Records社から2枚目のアルバム ”Quality Time" をリリース。
その発売記念ツアーがあるということで、8月31日(水)赤坂Tonaliteに行って参りました。
この日のメンバーは、福森道華さん(p)、石川政実さん(g)、公手徹太郎さん(d)、山本裕之さん(b)。
道華ちゃんの繊細なタッチの演奏に、ワイルドな演奏が持ち味の石川さんが加わっていて楽しめました。

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〜TonaliteのHPから〜

そしてCDはこちら。
リズムセクションは、Aidan O'Donnell(b), Billy Drummond(ds)。
今回も、彼女の師であるSteve Kuhn氏がプロデュースをしています。
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ライブでもCDの曲をいくつか演奏して下さいましたが、私が時に好きなのは、彼女のオリジナルの‘Story I Want to tell you’。
ジャズワルツですが、旋律がどこかもの悲しくて、「主人公はいったいどんな話をしたいんだろう」と想像力をかき立てられてしまうような曲。
歌詞をつけて歌ってみたくなります。

やはりオリジナルの‘Cat Walk’は、繊細な中にファンキーなサウンドがミックスされたブルース。
無駄な音が一つもない、彼女の繊細で知的な演奏は、ピアノトリオで聴くとその美しさが一層際立つようです。
そしてこのアルバムは、なんと2017年グラミー賞にエントリーされているとのこと!

8月に出た雑誌“JAZZ JAPAN”でのインタビューで、彼女はこのように語っていました。
「ジャズの聖地であるNYで、日々ミュージシャンとして仕事をし、上をめざしていくことは容易ではなく、日々緊張感を持って仕事をしています。私の前にも後にも何百人もピアニストが並んでいて、代わりがいくらでもいることを思えば“この仕事はMichikaでなければならない”と思って頂けるように、一つ一つの仕事に誠心誠意を込め、ベストを尽くすように心掛けて、10年以上が経ちました」

彼女が渡米したとき、私は日本に残るけれど、日本で出来ること、やらなければならないことが私の場合まだまだあるはずだから・・と思って気持ちを引き締めていたのですが、この間、どれほどの緊張感やストイックさを持って自分の演奏に向き合ってきたのか、振り返ると反省ばかりです。
道華ちゃんありがとう。またあなたから刺激を受け、励まされました。

ジャズ喫茶マイルストーンで、店主の織戸さんと“JAZZ JAPAN”の記事を見ていたとき、道華ちゃんの1枚目のCDを持っていた織戸さんは、「地道に努力してきた結果だよね」と関心しておられました。
お店のいいオーディオで早く聴いてみたいです。

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posted by ありあ at 12:17| Comment(0) | ライブ聞きに行きました
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