2017年06月11日

いーぐるで生誕100年のエラを聴く〜今日のジャズ喫茶(6)

今年はエラ・フィッツジェラルドの生誕100周年だそうです。
エラは1917年生まれ、1996年に79歳で亡くなっています。

6月10日(土)は四谷のいーぐるで、エラの初期から円熟期までの貴重な音源を聴かせていただく機会に恵まれました。
解説は小針俊郎さんでした。

当日は圧巻のライブ映像や、ノーマン・グランツのプロデュースによるソング・ブック・シリーズの素晴らしさなどが紹介されて、彼女が残した功績の偉大さにあらためて気づかされました。
チック・ウエッブ楽団での18歳での初録音から60歳半ばまで。当日解説された全23曲のリストは、いーぐるのブログで公開されますので、ここでは私なりに感じたことをつづります。

意外だったのは10代の頃のエラの声。
鼻にかかった発声の高めの声で、アルバムで聞き慣れている彼女の声とは全く違うものでした。
チック・ウエッブ楽団で歌う陽気な楽曲の雰囲気に合わせた発声をしていたのでしょうか?
#美空ひばりさんの少女時代の声を何故か思い出してしまいました。

20歳頃の録音から、少しずつ力を抜いて発声するところがわずかに聴かれたりもしましたが。
そのあとは、彼女が成功を収めた1950年代/30代半ばの頃の音源の紹介まで飛んだので、その間に彼女の歌い方がどのように変わっていったのか、興味が湧きました。

紹介された23曲の中で個人的に印象に残ったのは、派手なスキャットよりも、彼女が歌うバラードでした。
ピアノのエリス・ラーキンスとのDUOによる1954年のアルバムSongs in a Mellow Mood からStardust。
アンドレ・プレヴィンとの1983年のアルバムNice Work If You Can Get It:Ella Fitzgerald And Andre Previn Do GershwinからHow Long Has This Been Going On?

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録音された年代は違いますが、いずれも少ないメンバーでじっくり聴かせる演奏。
ジャズ喫茶のいいオーディオで聴くからこそ、日頃は気づくことができないところまで、エラの表現の繊細さが堪能できたのだと思います。

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posted by ありあ at 00:45| Comment(0) | 今日のジャズ喫茶
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