2019年08月30日

8月はヴィクター・ヤングの曲を〜今日のジャズ喫茶(23)

早稲田のジャズ喫茶Jazz Nutty。
8月のテーマは8月8日で生誕120年のVictor Youngの作品でした。
My Foolish Heart、Love Letters、Golden Earrings、Around The Worldなど、映画音楽として作曲された楽曲の多くが、数多くスタンダード・ナンバーとして演奏されています。

この日かかったのは2000年にリリースされた“Jan Lundgren Trio Plays the Music of Victor Young”
ヤン・ラングレンは1966年生まれのスウェーデンのピアニストです。
このアルバムは、タイプの異なるゲストを迎えた多彩な演奏が楽しめるヴィクター・ヤングの曲集。
可憐な歌声でステイシー・ケントがA Ghost Of A Chanceを歌ったかと思えば
アーシーなヴォーカリスト、デボラ・ブラウンがStella By Starlightで奔放にスキャットし
当時72才だったテナー奏者ジョニー・グリフィンが切なくWhen I Fall In Loveを奏でる、といった具合。

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次にかかったのは、ビル・エバンスのThe Paris Concert (Edition One) からBeautiful Love。
エヴァンス最後のレギュラー・トリオによる1979年の録音で、私も愛聴しているアルバムですが、ジャズ喫茶の素晴らしいオーディオで聴くと、演奏の細部に至るまで心にしみます。

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posted by ありあ at 01:15| 今日のジャズ喫茶