2020年03月11日

言葉のセンスを身につけるために

尊敬する詩人の先生が、かつてこんな話をしておられました。
〜詩人はエンターテイナーでなくてはいけない。
 その意味でアメトークの品川祐氏の返しは勉強になる。
確かにひな壇での彼のトークはさすがだなと思うことがしばしば。
言葉のセンスを磨くためにバラエティ番組が役に立つというのは、お笑い好きの私にとっては嬉しい限りです。

そういえば和合亮一さんが『詩の寺子屋』という本の中でも書いてました。
詩のモチーフを探すイメージトレーニングのために、かつて『朝日カメラ』などの写真雑誌の投稿欄の写真を切り抜いてノートにはり、浮かんできた感想の言葉を書いていたとのこと。
これを読んで頭に浮かんだのが、IPPONグランプリのお題でお馴染み、出された写真にコメントを加える「写真で一言ルーレット」

色々なジャンルから学べること、多いんですね。
私は音楽をやっているので、ジャズを詩のモチーフにすればいいのに、とよく言われますが、そこは切り離して考えてました。
カラダの奥で自然にリズムを感じながら、無意識に書いているのかもしれませんが。

posted by ありあ at 03:18| 現代詩