定期購読している雑誌『LAZZ LIFE』最新号の記事で見つけました。
1969年に行われたベルリン・ジャズ・フェスティヴァルでのピアノ・トリオとのライブ。
帯には「サラがMercuryを去りMainstreamと契約するまでの間、レコード会社に縛られることなく、ステージ活動に専念し世界中をツアーしていた時期のライヴ音源からの発掘」と書かれていました。
2回の公演のうちTVで生放送された2回目の公演はCD化されていましたが、1回目の公演も含むパッケージ化ははじめてとのこと。
バックをつとめているのはジョニー・ヴィース(p)、ガス・マンクーソ(b)、エド・プッチ(ds)。このトリオがサラのバッキング・グループだったのはごく短期間だったようです。

サラの歌声が繊細にコントロールされており、あらためて驚かされます。
特にバラード。低音から高音まで管楽器のように彼女の体が「鳴っている」感じ。
Misty、My Funny Valentineや Fly Me to the Moonのように飽きるほど聴いてきた大スタンダードナンバーで、これだけ心が揺さぶられるとは。。。
サラのファンのみならず、ジャズヴォーカルファン必聴のアルバムだと思います。

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