2023年02月07日

シーラ・ジョーダンの最新作は?

昨年発売された“Live at Mezzrow”はNYのライブハウスMezzrowで2021年に録音されました。
パンデミックで多くの店が閉鎖される中、支援者の寄付が必要以上に集まり、「Smalls LIVE Living Masters Series」というシリーズが実現して、その第1作となったのがこちらです。

この時シーラは93歳!
いくつかのアルバムで共演しているピアニストのアラン・ブロードベント、彼女とのDUOアルバムで有名なハーヴィー・Sといった、ドラムレスでの演奏です。
シーラの歌のうちLucky to be me以外は、いずれもこれまでの彼女のリーダーアルバムに収録されている曲でしたが、気心の知れたミュージシャンとの円熟したステージが楽しめます。

驚いたのはそのタイム感覚。
はじめは語るように歌っていても、自然にリズムに乗せてくる。
スキャットも現役そのもの。
いくつになってもその年齢に応じたswingの仕方があるのだ、ということを教えてもらいました。

616W4z8+KTL._AC_SL1500_.jpg

にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ
にほんブログ村

ジャズランキング

posted by ありあ at 14:43| お勧めCD/ミュージシャン