2023年03月12日

フレッド・ハーシュ&エスペランサ・スポルディングのDUOは必聴

1月に発売されたアルバム“Alive at the Village Vanguard”は、ベースを弾くエスペランサがヴォーカルに専念し、ピアノの詩人フレッド・ハーシュと2018年5月に行ったライブの模様を収録しています。

この二人は初共演の2013年から共演を重ねて来たそうですが、このアルバムはエスペランサがストレートにジャズ・スタンダートを歌った初めてのアルバムとのこと。
3日間にわたって行われた合計6回のステージからベスト・テイクの8曲が収録されています。
パーカーやモンク、フレッドのオリジナル曲など多彩な選曲で二人のインタープレイが見事。

すばらしいのはエスペランサがところどころで即興の歌詞をはさんでいるところです。
ステージごとに違うストーリーを歌っていたそうで驚きます。

1曲目のBut Not For Meから素晴らしかったのですが、収録時間が12分と最も長かったGirl Talkが最も心ひかれました。
時々くすっと笑ってしまう歌詞が歌われていて。。。。。

私の中では早くも今年NO1のアルバムになりそうです。

61kVzIUvjhL._AC_SL1117_.jpg

にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ
にほんブログ村

ジャズランキング
posted by ありあ at 11:55| お勧めCD/ミュージシャン