2024年01月18日

ヴェロニカ・スウィフトはジャンルを超えて力づよく

少し前まで繰り返し聴いていたアルバムが昨年リリースされたヴェロニカ・スウィフトの『Veronica Swift』。
歌手デビュー20周年を迎えた1994年生まれの米国のシンガーです。

ビ・バップスタイルのスキャットも素晴らしいのですが、クイーンの曲やベートーヴェンの月光など、ロックやクラシックといった様々なジャンルの曲がモチーフとなった楽曲が刺激的です。

色々な音楽をただ混ぜ合わせただけではないトランス・ジャンルというコンセプトを掲げたこのアルバム。
それまでジャズしか演奏する機会が与えられていなかったことに対して、こんなことでいいのだろうかとコロナ禍をきっかけとして深く考え、再出発を図ったとのこと。
「今の私の音楽が全て盛り込まれたはじめてのレコード」だそうです。

このアルバムのプロデューサーとなったブライアン・ヴィグリオーネのエッジのきいたドラミングが演奏の迫力を増しています。

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posted by ありあ at 17:11| お勧めCD/ミュージシャン