2024年11月08日

この夏に聴いたブラジル音楽

今年の夏に聴いていたアルバムの紹介をし忘れていました。
はじめにこのブログでもご紹介したカーリン・アリソンのアルバムA Kiss for Brazil。
これまでもボサノヴァ・スタンダード集を出していた彼女ですが、この夏にリリースされたこちらは、ブラジルの歌手で作曲家兼ギタリストのローザ・パッソスと2曲共演しています。
O grande Amorとパッソスの曲Dunas。二人のボーカルの掛け合いがいい雰囲気です。

カーリンのスモーキーでキュートな声はボサノヴァによくあってます。
例えば私の好きなDjavanのFlor de Lis(百合の花)という曲も、悲しい歌詞なのですが、彼女の声だと爽やかな聴き心地。
ポルトガル語で歌ったり、英語の歌詞をつけたり。
言葉が違うとノリ方が違ってくるのですが、英語の歌詞のときの言葉ののせ方が勉強になりました。

続いてはMILTON + ESPERANZA。
ブラジルの伝説的ソングライター、ミルトン・ナシメントとジャズ界が誇るベーシスト&ヴォーカリストのエスペランサ・スポルディングのアルバムです。
プロデュースはエスペランサによるもので、二人の自作曲を中心に、マイケルジャクソンやビートルズ、ウエイン・ショーターの曲なども。
ゲストも多彩で私の好きなダイアンリーブスもマイケルの曲に加わっていました。

ミルトンは今年82歳、エスペランサ40歳。
二人は以前から共演して親交を温めていたそうで、ほっこりあたたかなコラボを聴くことができます。

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posted by ありあ at 22:53| お勧めCD/ミュージシャン