2018年01月20日

カート・エリングのBlue Note公演へ

1月19日(金)来日公演初日の2ndステージを聴きに行きました。
大ファンなのですが、2年前に来日した時にはひどい風邪で行けなかったんです。。。。。。

共演したミュージシャンは、スチュー・ミンデマン(p)、ジョン・マクリーン(g)
クラーク・ソマーズ(b)、クリスチャン・イウマン(ds)
ゲストにフリューゲルのTOKU氏。

当日演奏されたのは8曲でしたが、スタンダード・ナンバーというよりは、個性的で多彩な選曲でした。
オープニングはショーターのSpeak No Evil。
今春リリースする予定のニュー・アルバムの集録曲もありましたし。
ラストのブルースではTOKU氏とのスキャットの応酬がスリリングでした。

一番勉強になったのは、カートの声のコントロールの仕方とマイクの使い方。
シンガーとして当たり前のことなのですが、芯のある通る声がきれいにマイクにのっていて。
声を出しながらマイクを左右に振ってビブラートを表現したり。
Vocal Percussionをしながら、マイクを背広の胸元にリズミックにこすりつけたり。

超絶スキャットが注目されがちなカートですが、ヴォーカリストならではのスキルに裏打ちされたパフォーマンスはさすがでした。

お正月すぎて未だにのんびりしていた毎日を海よりも深く反省しました。。。。

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posted by ありあ at 01:16| ライブ聞きに行きました

2017年09月04日

今年は渋谷で東京Jazz

チケットをいただく機会に恵まれ、最終日の9月3日の夜にNHKホールへ聴きに行ってきました。

トップバッターはロン・カーターのカルテットで、共演はウォレス・ルーニー(tp)、リニー・ロスネス(p)、ペイトン・クロスリー(ds)。
Stardustでのウォレスのミュートが美しかったこと!

次いで二十歳のcuteな女性ドラマー川口千里さん。
メジャーデビューアルバムのレコーディング・メンバー、フィリップ・セス(key)とアルマンド・サバルレッコ(b)を迎えてのパワフルな演奏でした。
ステージ最後の曲はドラムソロからrit. してのエンディング・・・だったのですが、それ以外の曲は全てエンディングが迫力あるcut outで終わっていたのが特徴的でした。

最後は渡辺貞夫氏。
メンバーはデイヴ・グルーシン(p)、リー・リトナー(g)、ピーター・アースキン(ds)、トム・ケネディ(b)で、初共演のトム以外は、渡辺さんと長い間演奏活動をともにしてこられた方々だそう。

カリフォルニア・シャワーのような懐かしい曲では会場が大いに盛り上がってましたし。
アルトサックスの音色のメロウな美しさを今さらながら再認識しましたし。
こんなところでバスドラ踏んでる!・・みたいなピーターの巧みなドラミングが渡辺氏の曲と演奏をしっかり支えているのがよくわかりましたし。

東京Jazzの模様は10月に入ってから毎週土曜日にNHKのBSプレミアムで放送されるそうです。
ほかの日の演奏がどうだったか気になるので、今年も見逃せません。

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posted by ありあ at 12:14| ライブ聞きに行きました

2017年07月01日

極上のギターDUOを堪能@池袋モンゴメリーランド

久しぶりにうかがったこちらのお店。
6月28日(水)は井上智氏と中牟礼貞則氏の演奏でした。

今年84歳の中牟礼さんが表情ひとつ変えずに淡淡と演奏していくのに対して、井上さんは巨匠の演奏をもり立てるように多彩なアプローチで迫っていきます。
どの曲もエンディングに至るまでスリリング。
息をのむインタープレイでした。

セットリストは次のとおり。
1st:All the things you are、Here's that rainy day、Body and Soul、Manhã de Carnaval、
Valse Hot、Two Degrees East, Three Degrees West

2nd:How deep is the ocean、Oblivion、Someday my prince will come、
Beautifil Love、In a sentimental mood

井上さんのライブはしばらくぶり。
レッスンにも2年近くうかがっていなかったので、刺激をもらいました。

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モンゴメリーランドのHPから

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posted by ありあ at 02:30| ライブ聞きに行きました

2017年06月03日

ブルーノート東京のダイアン・リーブス

5月31日(水)はブルーノート東京でのダイアン・リーブスの公演最終日でした。

とにかく自由。
ストレートに押さえて歌っているアルバムが少なくなくて、彼女に対するイメージが少し変わったと、数日前のブログに書いていたのがウソのようです!

歌詞をつけずにスキャットで歌っていたパット・メセニーのMinuano(6/8)。
ベースソロから入って次第に盛り上がっていったOne for My Babyは、ダイアンのシャウト+うなるギター・ソロでノリが最高潮に。

メンバーはピーター・マーティン(p)、ホメロ・ルバンボ(g)、レジナルド・ヴィール(b)。
クリスチャン・マクブライトのバンドでも活躍しているテリオン・ガリーのドラミングが強烈な存在感を放っていました。

うまく言葉で言い表せないのですが、これほど心に響いた演奏を聴いたのは、生まれてはじめてかもしれません。
とにかくライブを聴くこと、それも超一流の演奏を聴くこと。
それにつきると実感しました。

Jazz Vocalistとして、私自身これからどのような演奏をしていくのか。
迷いが生じたときには、彼女のライブを思い出し、励みにしていこうと思います。

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posted by ありあ at 00:04| ライブ聞きに行きました

2016年12月04日

マルガリータ・ベンクトソン来日公演

12月2日(金)、中野サンプラザホールに行ってきました。
5年振りの来日だそうで、スタンダード・ジャズの名曲を、スウェーデンを代表するミュージシャンと共演するという内容。

選曲や構成・演出が多彩だったので、ジャズに馴染みがない方にも十分楽しめるステージでしたし、マルガリータの歌うスタンダードもさることながら、そのほかの楽曲もインパクトがありました。

CDでも共演していたペーター・アスプルンドは、スウェーデンを代表するトランペッターだそうで、ヴォーカリストとしても人気が高いそう。
‘The Song is You’ をアップテンポでスリリングに歌ってました。

同じくCDで共演していたマティアス・アルゴットソンはスウェーデンの若きピアニスト。
デビューCDに収録されていた曲をピアノトリオでリリカルに演奏してくれました。

今回はじめて披露されるマルガリータのオリジナル曲や私の好きな‘Twisted' も選曲されていましたが、特に印象に残ったのは2曲のスウェーデン民謡。
マルガリータの高音がエネルギッシュな曲(「すべては天国の足下に」)と、教会音楽のようなオルガンサウンドとヴォーカルのDuo(「哀しみと喜び)」。

マティアスはスウェーデン民謡を長年にわたって研究し、10年近くマルガリータとDuoでこれらを紹介してきたとのこと。
スウェーデン民謡はこれまでにもジャズ・ミュージシャンに取り上げられることが少なくなかったですが、母国語の歌詞による演奏をあらためてじっくり聞いてみると、哀愁に満ちた旋律が心にしみました。

これまであまり触れてこなかったスウェーデン・ジャズの魅力を、新たに発見することができたような気がします。

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posted by ありあ at 18:18| ライブ聞きに行きました

2016年11月26日

ピンキー・ウィンターズの現在

11月25日。
楽しみにしていた六本木・サテンドールでの来日ツアー初日のライブを見に行きました。
ミュージシャンは、青木弘武さん(pf)、 ジャンボ小野さん(b)、 岡田朋之さん(ds)。
以前に来日された時にも共演しておられた金丸正城氏(vo)もご一緒の、豪華なステージでした。

金丸さんのMCでは、現役ヴォーカリストの最高齢がトニー・ベネット氏で、ピンキーさんはその次だろう・・とのことでしたが。
・・・ということは、彼女は現役女性ヴォーカリストの最高齢?!

しかしながら当日の演奏にびっくり。
驚くほどコントロールされた声、歌が静かに始まってやがて盛り上げていく自然なダイナミクス。
そして何よりも、フェイク満載の伸びやかなフレージング。
青木さんも「リハーサルの時から凄かった。玉手箱みたいにどんどん出てくるんだよ」と言ってました。

ここ数年の彼女の歌は−少なくともCDを聴いた限りでは−元のメロディを大切にしながら歌う唱法が中心だったと思うのですが。
この日は、デビュー・アルバムの時のように自由で、かつ声質がはるかに深く落ちついていて、これまでにない彼女の新しい一面を目の当たりにした気がします。

共演したミュージシャンが素晴らしかったからだろうと、私なりに解釈した次第。
青木さんも、彼女の歌はリラックスできて、どんどん(演奏が)引き出されるんだよ、とおっしゃっていましたが、ピンキーさんも同じ思いだったと思うのです。
ライブ録音しておけばよかったのに・・・と思うほど、後世に残る貴重な演奏だったと思います。
#歌いまくっていたドラム・ソロのあとに、ピンキーさんが岡田さんのことを'Buddy Rich!'って紹介していましたし・・・。

ピンキーさんが歌ったのは次の曲。
1st;I Thought about You、Polka Dots and Moon Beams、Misty、Time after Time、
When Sunny Gets Blue、If You Never Come to Me、Goody Goody

2nd;I've Got You Under My Skin、A Time for Love、Witchcraft、All the Way、
A Beautiful Friendship、In the Wee Small Hours of the Morning

アンコール;Fly Me to The Moon

金丸さんとの息のあったDuoで、On a Slow Boat to China と Teach Me Tonightも。
幸せな時間をありがとうございます。

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posted by ありあ at 01:58| ライブ聞きに行きました

2015年03月23日

ボビー・マクファーリン来日

はじめてBobby McFerrinをCDで聞いたときの衝撃は今でも忘れません。
どこでどんな状況で聞いていたのか、その時の様子や周りの風景も鮮明に思い出せるほど。
そしてはじめてのライブ!3月23日(月)、BLUE NOTE TOKYOへ行ってきました。
4日間の公演の最終日の1st セット。
娘のMadison McFerrin(Vo)も参加していて、くつろいだ雰囲気のステージでした。

当日は、2013年に発売された"Spirityouall(スピリチュオール)" が中心の選曲。
ミュージシャンが一人ずつ短くソロを聞かせるコーナーでは、
娘のマディソンがスタンダードナンバーのStormy Weatherを歌ったのですが、
最初音をとるのを失敗して "次はTake Two!" なんてはしゃいでました。おおらか。。。
ボビーがベースラインを歌って、微笑ましい父と娘の光景が見られました。

メモし損ねたところもありますが、セットリストはおよそこんな感じ。(間違ってたらごめんなさい)
 1.Wade
 2.Woe
 3.Jesus makes it good
 4.I shall be released
 5.Whole World
 6.Joshua
 7.Every time
 8.Stormy Weather
 9.Rest/yes indeed
 Glory・・・アンコール曲

"Spirityouall" をバラすとSprit you allになります。
ボビーの歌を聴いていると、神様から与えられた賜物が存分に発揮されていることが
会場のすみずみにまで伝わって、不思議な空間が広がっていく感じがします。

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彼の歌が超絶だったことはもちろんですが、
私はLouis Cato(ルイス・ケイトー)の豪快かつ繊細なドラミングに魅せられてしまいました。
バックコーラスだけでなく時にギターも担当。なんでこんなにあれこれ才能に溢れているんでしょう!?
彼はマーカス・ミラーバンドのドラマーとして2月にも来日していたようです。
次は絶対見に行きます!

素晴らしい音楽やミュージシャンとの出会いが色々なところにあるんだなと実感。
出不精な私が2週続けてブルーノートへ足を運ぶなんていうことはめったにないのですが
これからはこまめに情報を仕入れて、これは!というライブは逃さないようにしたいです。
〜そのためには毎日地道に節約しなくちゃ〜〜
などと思いながらブルーノートのサイトを見ていたら、
5月に、ロイ・ヘインズ(ds) "90th Birthday Celebration"なんていうのを見つけました。
ボーカリストと共演した名盤が多い、私の好きなドラマーなのですが・・・・90歳でライブ?
 
posted by ありあ at 23:37| ライブ聞きに行きました

2015年03月19日

カサンドラ・ウイルソンの世界

来月でビリー・ホリディ生誕100年。
ビリーへのトリビュート・アルバム、"Coming Forth by DAY"をこの程出した
カサンドラ・ウイルソン(Cassandra Wilson)を聞きに、BLUE NOTE TOKYOへ行って来ました。

カサンドラはグラミー賞も2回受賞している現代最高のボーカリストとして知られていますが
ジャズにこだわらないオールジャンルの作品をリリースしてきたこともあってか、
これまで私は「お勉強」として聞く以外は、進んで彼女のCDを聞くことがありませんでした。
低い声質もちょって苦手。。。。
だけど今回の作品は、ビリーホリデイにまつわるスタンダード曲集だから、私の耳にも馴染むはず。
「お勉強」するためにライブの予約をし、事前にCDを聞き込んで会場に向かいました。
いわゆる4ビートの曲が全くなくて、全てがカサンドラの解釈で演奏されたCD。
このCDも私好みではないみたい・・・と思いながら会場に足を運びました。

3月18日のセットリストは次のとおり。
 1. The Way You Look Tonight
 2. Don't Explain
 3. What a Little Moonlight Can Do 
 4. Crazy He Calls Me
 5. You Go to My Head
 6. All of Me
 7. Good Morning Heartache
 8. These Foolish Things
 9. Last Song (For Lester)
 10. Billie's Blues
 11. I'll Be Seeing You (アンコール曲)

全てCDからの曲、CDと同じアレンジだったのですが、見事にノックアウトされました!
長めのイントロで楽曲の独特の世界観が表現された上に、ディープな歌声がかぶさり、
バンド・サウンドをやさしく包み込むよう。
R&B風のリズムの曲でも、彼女の譜割り(音符に対しての歌詞の付け方)で聞くと、まさに「ジャズ」そのもの。

私は彼女の歌の良さが全くわかっていませんでした。CDを聞いてもその凄さが聞き分けられなかったなんて。
楽曲に対する解釈やバンドの中でのボーカルの位置づけなど、彼女のライブから多くを学びました。
このCDのために書きおろされた "Last Song (For Lester)’は、ビリーを支えたサックス奏者レスター・ヤングが亡くなった時のエピソードを歌にしたもの。
ビリーをモチーフにしているのに暗さがなく、暖かな愛が感じられて、聞きながら涙がにじんでしまいました。

自分なりの解釈や表現方法、歌い方に自信を持とう。
独りよがりになってはいけないけれど、自分にとっていいと思えるサウンドの「良さ」を信じよう。
ジャズはこうでなければいけないという思い込みは捨てよう。
カサンドラのライブを聞いて、心の底からそう思いました。

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ここで余談。ビリーホリデイが生まれた日がいつなのかについては所説があるそうです。
ある資料を見て「私の誕生日と同じ日じゃん!」と歓喜したこともあったのですが、本当のところは???
posted by ありあ at 00:25| ライブ聞きに行きました

2015年02月09日

久しぶりのMarlena Shaw

マリーナは私のアイドルであり、私が目標とするシンガーである。今年73才。
年を重ねてもあのようにパワフルに歌い続けたいと憧れている。

かつては来日の度にライブに出かけていたのだが、いつでも行かれると思いしばらく足が遠のいていた。
1975年に発売された名盤 “Who Is This Bitch Anyway?”の「リユニオン・ツアー」と称し、
当時と同じメンバーでのツアーが2009年から始まっていたが、今年はCDが発売されて40年の節目。
ということで2月8日(日)、私も久しぶりにBillboard Live TOKYOのライブに出かけた。

メンバーは David Walker(g), Larry Nash(pf), Chuck Rainey(b), Harvey Mason(ds)といったレジェンドたち。 
2ndのセットリストは次のとおりである。
杖をつきながらステージに上がったあとは、時々椅子にすわりながらも相変わらずパワフルな歌唱。
「リユニオン・ツアー」だけあって4、6、7以外はいずれも75年のCDの中の曲だった。
1 You been away too long
2 Street walkin' woman
3 You taught me how to speak in love
4 What a wonderful world
5 Feel like making love
6 Mercy,Mercy,Mercy (Band play only)
7 Woman of the Ghetto
8 Loving you was like a party

3ではギターと、5ではキーボードと、7ではドラムスと、マリーナの歌がそれぞれがっつりからんでいた。
延々と続くミュージシャンとのからみはマリーナのライブの聴きどころ。
時間の制約があるCDではこうはいかない。
しかもスキャットを延々と、ではなく、独自の英語の歌詞を次々繰り出しながら
vamp(短いコード進行の繰り返し)を展開していくスタイルは大いに参考になるし、
聴く度に、私ももっと英語がんばらなくちゃ・・という気持ちになる。

40年前のCDに比べると高音を使わないフレージングになっていたが、ノリも声のつやも全く年齢を感じさせないものだった。
この日マリーナは喉の調子がよくなかったらしく、途中ステージを離れている間に6がバンドのみで演奏され、
全体の曲数も予定していたより少なくなった模様。
少し残念だったが、連日ライブが重なればそりゃ疲れますよ。。。。
来年もまた来日されるのを楽しみにしています。

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Billboard Live TOKYOのHPから転載

最後に。マリーナはソウルシンガーというイメージが強いですが、ジャズシンガーとしても素晴らしいです。
1973年のモントルージャズフェスでThe Song Is You や Twistedを歌っているCD "Marlena Shaw Live at Montreux"(1974)は私のお気に入りです。


posted by ありあ at 03:13| ライブ聞きに行きました

2014年10月19日

井上智氏/CDリリース・ライブ

10月18日(土)井上智氏のCD『プレイズ・ジム・ホール』のリリース・ライブがおこなわれた神田TUCは
かつてジム・ホール自身もライブをおこなったところだそうです。
そのほかのメンバーは、片倉真由子(pf)、増原巌(b)、横山和明(ds)、太田朱美(fl)といった皆さん。

会場にはジム・ホールの写真がパネルになって立て掛けられ、愛弟子の演奏を静かに見守っているかのよう。
ジム・ホールの形見のネクタイをしておられた井上氏は、彼との出会いやエピソードについて語りながら
スリリングでかつ暖かな音色に満ちた演奏を聴かせてくださいました。

セットリストは次のとおり。
1st:Something Special. Walk Soft.Seseragi. I'm in the Mood for Love. The Answer is Yes
2nd:My Funny Valentine. Joan. Waltz New. All across the City. Careful.
アンコール:Aka tombo

私は発売されたCDをすぐに買って聞き込み、この日を迎えたのですが、
1曲目の演奏が始まってすぐに、何故か目頭が熱くなってしまいました。。。。

posted by ありあ at 19:04| ライブ聞きに行きました

2014年09月06日

ノーマ・ウインストンのライブ

9月5日・6日は、新宿のピットインでNorma Winstoneの2days。
私は2日目に行って参りました!
英国のコンテンポラリージャズ界の大御所。今回がはじめての来日です。
ミュージシャンは、Klaus Gesing(sax、バスクラリネット)とGlauco Venier(ピアノ)という
新しいCD “Dance Without Answer"のメンバーです。

難しいリズムや音程を軽々とコントロールし、ミュージシャンの音と一体になって溶け込んでいるノーマの
voice。
見舞いに行ったものの、今日は母の意識がはっきりせず、がっかりして会場に向かったのですが
この世のものとは思えない演奏を間近で聞いて、
私は私で気持ちを引き締めていかなければいけないと、あらためて自覚させられました。
感謝。

posted by ありあ at 23:14| ライブ聞きに行きました

2014年07月08日

ギターデュオ@モンゴメリーランド

7月8日は池袋のモンゴメリーランドで井上智さんと菅野義孝さんのギターデュオでした。

お店は満員のお客様。席がなくてカウンターの中に入って聴いていらした方も!
皆さん、音の一つ一つを決して聞き逃さないぞとばかりに前のめりになって、
繊細なインタープレイに全神経を傾けてました。
ジャズギター大好きという方が、こんなにいらっしゃるんですね〜
店名からもおわかりのように、マスターがウェス・モンゴメリー大好きというこのお店。
すっかりジャズギター専門店のようになってます。

セットリストは次のとおり。大スタンダードを色々料理してくださって遊び心も満載でした。

(1st) Freight trane、Day by day、This could be the start of something big、
    If you could see me now、Bluesette、Speak low

(2nd) Stompin' at the Savoy、Falling in love with love、My one and only love
    My funny valentine、Yardbird Suite、Blue monk


posted by ありあ at 23:54| ライブ聞きに行きました

2014年05月25日

大森明氏のライブ

行ってきたのは、吉祥寺駅から歩いて5分ほどの「バランサ」
大森明氏(アルトサックス)、横山裕氏(ベース)、佐藤康郎氏(ドラム)のコードレストリオでした。

セットリストは次のとおり(抜けている曲があるかも・・)
1st
Bloom Dido(頭っからパーカー)、Soon、Goodlife、Confusion(大森氏オリジナル)
2nd
Groovin' high、Good Bait、What's new、To be young and foolish(大森氏オリジナル)
最後にチュニジアの夜

2ndは全曲リクエストに応えて演奏してくださいました。感激。
どの演奏もものすごい迫力で心臓が震えました。
次回は8月だそうで、リクエスト曲を考えて行きたいと思います。

ここはドラマーの佐藤康郎氏がオーナーのこだわりのお店。
息をのむような職人技が炸裂した、歌心満載の私好みのドラミング。
なのに、お店で出しているお食事もカクテルもご自身で作っていて、その味が半端じゃない!
(お一人でお店をやりながらドラムもたたいているので、演奏している間はオーダーがとれない)
何故こんなに色々な才能に溢れているのか不思議です。。


posted by ありあ at 01:58| ライブ聞きに行きました