2017年12月18日

アドリブ練習のためのお勧め教則本は?

U−X−Tフレーズ集を色々集めているのですが、使いやすくてお勧めなのを見つけました。
『CDを繰り返し聴くだけ!12Keyにフル対応出来る究極ジャズアドリブ練習BOOK』

今年の7月にメジャー編が出たのですが、今月出たマイナー編も早速取り寄せてみました。
著者は、アドリブ練習法 のDVDも出しておられるアルトサックス奏者の土岐英史氏です。

2枚組のCDがついていて、フレーズを聴きながらカラオケをバックに12Keyで練習できるこちらの教則本。
楽譜と模範演奏とカラオケが12Keyで揃っていて、簡単なフレースから難しいフレースへと難易度をあげていって練習できるU−X−Tフレーズ集って、ありそうでなかったんじゃないかと思うんです。
楽譜を見なければイヤートレーニングにもなりますし、スキャットをやりたい生徒さんにもお勧めできそう。

メジャー編だけでなく、マイナー編もリズムが全て8ビートだった点が、若干物足りない気もしますが。
まずはフレーズを叩き込めということなのでしょうか。
どんな意図があるのか、うかがってみたいです。

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posted by ありあ at 14:11| Comment(0) | Jazz修業

2017年11月21日

今年も初心を思い出した時間。。。。。

お誘いいただいて、渋谷ヤマハ音楽教室の大野えりさんクラスの発表会を、今年も聴きに行きました。
場所は六本木のキーストンクラブ東京。
ミュージシャンは石田衛さん(pf)、小牧良平さん(b)、原大力さん(ds)でした。

昨年も聴かせていただいたのですが、ご自身が好きな曲をそれぞれ選曲されていて、アットホームな雰囲気。
私も習い始めたばかりのころ、亡き山川浩一先生門下の発表会にどきどきしながら参加し、励ましあいながらマイクの前に立っていたことを思い出して、うるっとしてしまいました。

この日もミュージシャンの皆さんのサポートがすばらしく、中でもえりさんといつも共演している石田さんの歌伴は、楽曲が持つ独自の世界を丁寧に再現しているような演奏。
Waltz for Debbyではエヴァンスが蘇ったかと一瞬錯覚してしまう瞬間がありましたし。
石田さんがホストをつとめておられるセッションがあればチェックして是非行ってみたいと思いました。
〜もちろんライブも。

えりさんが歌われたのは、Just in TimeとLove you Madly。
スタンダードを自由に表現すること−私ももっと突き詰めたいです。

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posted by ありあ at 00:53| Comment(0) | Jazz修業

2017年08月04日

『人生が変わる55のジャズ名盤入門』のススメ

ベーシスト鈴木良雄氏による本書は、昨年2月に竹書房から出版された新書。
ミュージシャンやヴォーカリスト、音楽プロデューサー、ジャズ喫茶のオーナーといった方々のアンケートによってランキングされたお勧めアルバム55枚が紹介されています。

「音楽評論家が書いていない初めてのジャズ・アルバムの入門書」と冒頭に書かれているように、ミュージシャンとしての視点でアルバムが紹介されている点が特色です。

これまで私も勉強のために、名盤と呼ばれているインストのアルバムは、数々の入門書を手がかりにしながら、それなりに聴いてきたのですが。

バッキングやフレージングのここが優れているといったところや演奏スタイルの特色等々。
鈴木氏のような偉大なミュージシャンがジャズの演奏を聴くときに、どこに着目しているのか知りたくて、本書を片手に再度名盤を聴き直しているところです。

私もこのブログでジャズ・ヴォーカリストの視点からVOCALアルバムをご紹介していますが。
本書を読むと、私自身の語彙の乏しさもさることながら、演奏自体のどこをどのように聴いているのかという点に、まだまだ未熟さを感じてしまいます。

ちなみに本書で紹介されていたVOCALアルバムは次の8点。
・Ella&Louis(19位):エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング
・Chet Baker Sings(22位):チェット・ベイカー
・Mack The Knife Ella In Berlin(28位):エラ・フィッツジェラルド
・Gets / Gilberto(30位):スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト
・Lady In Satin(44位):ビリー・ホリデイ
・Helen Merrill With Clifford Brown(47位):ヘレン・メリル
・Crazy And Mixed Up(49位):サラ・ヴォーン
・Amoroso(54位):ジョアン・ジルベルト

このうちチェットとエラ、サラのアルバムは、私のブログでも、ジャズヴォーカルを始めて聴く方へのお勧めとしてご紹介したところです。

本書によれば、歌は歌詞を理解してナンボのもの。
歌はインフォメーションの中心が歌詞なので、楽器だけの曲とヴォーカル入りの曲を、同じ土俵では語れないと鈴木氏は書いておられましたが・・・。

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posted by ありあ at 10:42| Comment(0) | Jazz修業

2016年12月30日

サテンドール閉店&ラスト・パーティー

この12月末で六本木サテンドールの現在のお店が閉店することになりました。
ビルの取り壊しで立ち退きになるのだそうです。

今日はラスト・パーティー。
関根敏行さん(pf) 、横山裕さん(b)、小泉高之さん(Ds)の演奏で、私を含め、参加したヴォーカリストがそれぞれ持ち歌をご披露。
今月リーダーライブを終えられた井上修一社長も歌って下さり、ベリーダンスやマジックの方も加わって、お名残惜しいけれども楽しい時間を過ごすことができました。

今年22年目を迎えた六本木サテンドール。
スタッフの皆さんの行き届いたサービスと超一流のミュージシャンの方々、ジャズ好きなお客様に支えていただいて、会心の演奏をお届けすることができる、素晴らしい環境のお店でした。
これまで有り難うございました!

concept_img_06.jpg
#サテンドールのHPより

新しいサテンドールは六本木交差点近くに、さらに広いスペースで3月1日にオープンされるとのこと。
また出演させていただける時に備えて、引き続き精進していきたいと思います。

皆様、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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posted by ありあ at 23:48| Comment(0) | Jazz修業

2016年11月28日

ヴォーカルの発表会で刺激

11月27日(日)夜、お誘いをいただいてBlues Alley目黒にうかがいました。
大野えりさんのYAMAHAのVocal Class の発表会です。

生徒さんが3曲ずつ(新しくクラスに入られた方は1曲)順に歌っておられましたが、気づいたことがいつかありました。

はじめに、演奏前のカウントを全て生徒さんが出していたこと。
えりさんがピアノの横に座っていらして、テンポが早かったり遅かったりした時には、やり直しをお願いしていたりも。。。。
先生がバンドに全て指示を出している発表会もありますが、カウントをどのように出すかを含めて、しっかり実践で身につけてもらっている様子が伝わってきました。

多くの生徒さんが、ファルセットのような力の入っていない澄んだ声で発声しておられるのにも気づきました。
発声の仕方についての日頃のご指導の成果なのではないかと思いました。

生徒さんの選曲がバラエティに富んでいるのも新鮮でした。
ほとんど知られていない曲を選んだり、テンポも自由だったり。
自分の好きな曲を好きなように、楽しみながら歌っておられる様子が伝わってきました。
先生ご自身が寛容でなければこうはいきません。

生徒さんの発表会は、歌が好きだと純粋に取り組んでいた初心を思い出させてくれる機会だとMCで話しておられたえりさん。
ご自身でも、Feeling GoodとThe First Time Ever I Saw Your Faceの2曲を披露して下さいました。
特に最後の曲は、感情のこもったダイナミクスが印象的で、勉強になりました。

歌伴は、石田衛さん(p)、佐藤“ハチ”恭彦さん(b)、井上功一さん(ds)といった豪華なメンバーでした。

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posted by ありあ at 14:18| Comment(0) | Jazz修業

2016年11月21日

ジャズ・ピアノの名盤を聴く会

『ジャズ批評』194号の特集「ジャズ・ピアノの名盤」に沿ったアルバムを聴く会が、高田馬場のジャズ喫茶マイルストーンで開かれました。

ジャズの歴史の流れを踏まえながら、2時間あまりにわたって当日紹介されたアルバムと曲はこちら。

・ソニー・クラーク・トリオ:“Sonny Clark Trio”(1957)より‘Be-Bop’
・ジョージ・ウオーリントン・クインテット:“George Wallington Quintet at the Bohemia”(1955)より‘Johnny One Note’
・バド・パウエル:“Jazz Giant”(1949)より‘Tempus Fugit’
・ウイントン・ケリー:“Kelly at Midnight”(1960)より‘Temperance’
・エロール・ガーナー:の“Concert by the Sea”(1955)より‘I'll Remember April’
・ウイントン・マルサリス:“Wynton Marsalis Mr Jelly Lord: Standard Time 6”(1999)より‘ Billy Goat Stomp’と‘Courthouse Bump’−ニューオリンズ・ジャズの創始者J.L.モートンの作品集です。
・ベニー・グリーン・トリオ:“Greens”(1991)より‘Time After Time’
・ケニー・カークランド:“Kenny Kirkland”(1991)より‘Ana Maria’
・ピーター・ビーツ:“Portrait of Peterson”(2013)より‘Blues for Oscar’
・ダド・モローニ(p)+トム・ハレル(tp):“Humanity”(2007)より‘The Nearness of You’
・カウント・ベイシー・オーケストラ:“April in Paris”(1957)より‘Shiny Stockings’

ビバップ・スタイルのソニー・クラークのアルバムと、ハード・バップ・スタイルのウイントン・ケリーのアルバムは、ベーシストとドラマーが同じ。
ポール・チェンバースとフィリー・ジョー・ジョーンズでしたが、ピアニストが違うと彼らの演奏が大きく違って聞こえるのが面白かったです。
フィリー・ジョー・ジョーンズの変化にとんだ演奏が素晴らしい。

ベニー・グリーン・トリオの演奏も、決して面白いとは言えない?楽曲を、アレンジとswingyな演奏で聴きごたえがあるものにしていました。
来年も来日するでしょうか。ライブ行きたいです。
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ということで、とても勉強になったこの企画。
次回は1,2月頃にヴォーカルを特集して開催するとのこと。
またうかがいたいと思います。

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posted by ありあ at 01:57| Comment(0) | Jazz修業

2015年05月27日

満足のいく演奏をするには

2ヶ月ほどスランプに陥っている。
ヴォーカリストとしての楽器である自分のカラダの鳴らし方が思うようにいかないのだ。
何年もやっていてこんな状況に陥るなんて・・・ホントに情けない。

インプロビゼーションを教えていただいている師匠、アルトサックスの大森明氏に、
いまこんな状況で。。と弱音をはいてしまったところ、「これが正解、というのはないからね」とのお言葉。
教えていて気になるところがあっても、今の自分がそう思っているだけかもしれないから、
ダメ出ししないで、どうすればいいか一緒に考えていくようにしている、とのこと。

NY時代も、ミンガスのアルバムに参加するなど、活躍していた大森氏。
2月に4年ぶりの新作になるNYレコーディングのCDを出された関係で、
JAZZ JAPANの春の号にインタビューが掲載されていたが、そこでも大森氏はこのように述べておられた。

古典落語は、次に出てくる言葉や展開がわかっていても、いい回しや味わいが人それぞれに個性があっておもしろい。
ジャズもそれと同じで、人それぞれのものがあるから楽しめる。技術だけいくら向上してもダメ。
パーカーのようにバリバリ吹いても少しも受けないで、その後で演奏した下手なサックス奏者のほうが拍手を浴びることがある。
なんちゃってではダメで自分の演奏をしないといけないと気づいた という洗礼をNYで受けたという。

満足の行く演奏ができるようになるためには一生かかる。
40、50(代)はまたひよっこと言われる、そういう世界。
(60代半ばを越えた)今は少しずつやれるようになって来たかな、とのこと。
なんて謙虚な! この謙虚さが努力をうみ、新たなジャズの追求への原動力になるのだろう。
読んで感動した雑誌の記事のコピーを、自宅のレッスン室の壁に飾ってしまった。

大森氏の新作CD"MANHATTAN SUITE "を聴き直してみた。
暖かい音色で心が吸い込まれるようだった。

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posted by ありあ at 12:37| Comment(0) | Jazz修業

2015年03月13日

参考になる本?!

Mark Gridleyという人が書いた"Jazz Styles"
井上智先生のお宅にこの本の第8版がありました。
国立音大でジャズのスタイルについて講義をする時の参考にしているとのこと。
かなり前に私もジャズ喫茶でこの本の初版本の日本語訳(昭和59年出版)を購入していたのですが
版を重ねていたんですね。
早速2012年に出版された11版を買い、リスニングガイドになるCDも注文しました。
無題.png

11版に掲載されていたボーカリストは、ビリー・ホリデイ、サラ、エラとベティ・カーターだけでした。
8版には、カサンドラ・ウイルソンと私の大好きなボビー・マクファーリンも掲載されていましたが・・。
  ← この二人、来週ひき続いて来日し、ブル−ノートに出演します。今から楽しみ☆
ジャズの歴史の中で特に評価に値するボーカリストを厳選したらこういった人たちが選ばれた、ということになるのでしょうか???

もう1冊、偶然目にとまったのが『鍵盤を駆ける手』(新曜社、1993年)。
ジャズの即興演奏を修得するプロセスを、D.サドナウという社会学者が自らジャズ・ピアノを習ってレポートしています。
アドリブしている最中に何を考えているのか/いないのか、すごく知りたくて
昔教わっていたサックスの先生に私もあれこれ尋ねてみたことがあったのですが、
そういうことってあえて言語化するのが難しいからか、結局よくわからないままになってました。
そんなわけでこの本を手に入れたのですが、頁数が多くて読み通すのが大変そうです。
何か役に立ちそうな情報が得られたらブログに書きたいと思いますが、いつになることやら、ですね?!

posted by ありあ at 00:39| Comment(0) | Jazz修業

2014年12月09日

達人から学ぶ

来日していたエリクソン博士のセミナーに出席しました。
博士の専門はいわゆるエキスパートの研究。
講演のサブタイトルは「チェスの達人、アスリート、ミュージシャンから学べること」でした。

この中でうかがった興味深い話を少々。
チェスのプロに「チェスがうまくなるために何をしたらいいか」質問したところ
1 チェスのトーナメントに参加する
2 トーナメント以外でチェスをする
3 チェス盤の配置の分析を一人で行う の中で、回答した人の割合が最も多かったのが1。

しかしながら、1は回答したプレイヤーのランキングとの間に何の関連もなく
ランキングが高いプレイヤーは3を選んでいて、
逆に2を選んだプレイヤーはランキングが低かった とのこと。

ミュージシャンも、自分の演奏を分析することに多くの時間を費やすべきで
理想のパフォーマンスを思い描き、自分のパフォーマンスを1人の観客として客観的にモニターしながら、
理想に近づくためにどのように演奏するか考え実行することが大切、とのこと。
データに基づいた話には説得力があります・・・。

この日は将棋の羽生善治名人もパネル・ディスカッションに加わっていたのですが
(私、実はファンなのです・・・)
羽生さんは、ハードな練習のあとは軽くこなせる練習をする といった方法で
休まずに練習できる時間を確保する工夫をしているらしい。
私なんて、ハードな練習をしたらそれだけで満足してしまい、
そのあとは延々とダラダラしちゃってます! (そしてついつい韓流ドラマを・・・)

何にどれだけ貴重な時間を費やすのか が引き続き私の課題となりそうです。
posted by ありあ at 20:58| Comment(0) | Jazz修業

2014年12月07日

ジャズのCDを30枚買うなら

家の近くのジャズ喫茶「マイルストーン」に久しぶりに寄ってみたら
店主の織戸優氏がこの秋発刊した電子書籍のちらしが入り口に。
題して『老舗ジャズ喫茶マスターが厳選!ジャズ名盤30』
アルバムごとに集結しているサイドメンにも注目しながらこれら30枚を聴いてみることで
ジャズの歴史がわかるようになる、らしい。

これは聴いていないとだめだよな〜という名盤は、
巷に出ているこの手の本を頼りに少しずつ集めていたつもりだったのに
この本が勧めるCDの中で私が持っていたのはわずか10枚ほど。
特定のミュージシャンのリーダーアルバムに偏っていて、幅広く聴いてこなかったことを反省。
持っていなかった20枚を、今年頑張った自分へのクリスマスプレゼント、ということに。

私の好みをしっかり覚えていて、行くと必ず新しい発見ができるCDをかけてくれる織戸さん。
この本を頼りに耳を鍛えたら、次の30枚として何を聴けばいいか、あらためて教えを請いたいと思います。
posted by ありあ at 00:58| Comment(0) | Jazz修業

日々是チャレンジ?

アルトサックスの大森明先生のところでは、個人レッスンのほかにアンサンブルのコースにも月1回出席している。
今月の課題曲はBolivia。Cedar Waltonの曲で、Freddie Hubbardの名演もある。

とりあえず日本人のサックス奏者のアドリブを採譜してみる。ノリがよくていい曲なんだけど・・・難曲!
自分ならどういうフレーズにするだろうと考えつつよくよく見ると
イントロとinterludeはG7のみのヴァンプ。
テーマも16小節と短くて、そのコード進行も考えようによってはシンプルになる?

自分で英語の歌詞を書いて持ち歌にするのもいいかも、と思っていたところ
Suzanne Cloudという私の知らなかった女性シンガーが、歌詞をつけて歌っているCDをインターネットで発見!
早速音源をダウンロードして歌詞を耳コピ。
こんな曲私は絶対に演奏するわけないと思っていたけれど、急にやる気が出た。

我ながら調子がいいヤツだなあと思いつつも、
やらず嫌いや先入観にとらわれてないでとにかくチャレンジしてみたら、何かしら得るものがあると実感。
posted by ありあ at 00:23| Comment(0) | Jazz修業

2014年11月01日

このところの新曲

昨年まで、毎月ライブで新しい曲を5曲披露するというノルマを自分に課していたのですが、
今年に入ってから、インプロビゼーションやらボイストレーニングやら発音矯正やらのレッスンが増え
そこまで手が回っていませんでした。
が、しかし!この10月はようやく重い腰をあげ、16日のホットペッパーのライブで新曲を3曲だけお披露目。

・Morning:Claire Fischerという人のラテンの曲。
「朝になるとあなたを思い出す」でも二人はとうの昔に別れてしまっているんですね〜。
・You're the Top:アニタ・オディでお馴染み。「私が最低ならばあなたは最高」という歌詞ですが
 アニタは2コーラス目を“You're the Bop”に代えて、サラやヤードバードを登場させています。
 私はそこの歌詞をBopのピアニストやベーシストの名前にしてみました。
・Someone to Light up MY Life:ジョビンのボサノバ。その昔お世話になった丸山繁雄氏のCDにも入ってました。

そして毎月のボーカル・レッスンで新たな持ち歌となった新曲。9月は秋の歌を交えた次の4曲でした。
・Early Autumn:サラ・ヴォーンが粘りのあるフレージングで恋の思い出にふける初秋の寂しさを歌ってました。
・'Tis Autumn:ナット・キング・コールの歌が印象的。「木の葉も落ちて鳥たちも南へ一直線。もう秋だよ」
・I want to talk about You:コルトレーンの名演があります。「あなたのことを話したいんだから、もう何も言わなくていいのよ」
・Too Late Now:「今となってはもう手遅れ」 恋に落ちてしまったんですね〜
 私の好きなロバータ・ガンバリーニが歌っていました。この人は何を歌っても完璧。

10月のレッスンで持ち歌になった新曲は3曲。
・In your Own Sweet Way:ポール・デスモンドの曲で、カーメン・マクレエもCDで歌っていた曲。
 私は“Workin’”の中のマイルスの演奏を参考にして構成を考えてみました。
・Mack the Knife:ばりばり転調するので敬遠していましたが、先日細川綾子さんが歌っていてかっこよかったので、私も歌ってみることに。
 歌の最後に「エラやシナトラはかっこよく歌ってるけどAriaの歌はありきたり」なんて歌詞を謙虚に?入れてみました。
・Straighten Up and Fly Right:ナット・キング・コール作のswingする曲。猿と鷹が登場するお話。
 同門の石田一美ちゃんがよく歌ってたな。一美ちゃん、今どうしてるかな。
posted by ありあ at 01:37| Comment(0) | Jazz修業

2014年10月04日

「ポルトガル語入門」終了!

NHKラジオで毎週土曜に放送していたのですが、全回を聞き終え、今日ようやく終了しました。
インターネットのストリーミングがないので、リアルタイムで聞かなければならず
週1回だけの放送にも関わらず結構大変でした。
後期は「ポルトガル語ステップアップ」が始まります。
まだ道は遠いですが、ポルトガル語で歌うボサノバの曲のレパートリーが、少しでも増えるといいな。

今日はこれから野口桂子ちゃんの歌うシャンソンを聴きに、市ヶ谷のエトワールというところへ行ってきます。
回転木馬といって12時半から20時まで1時間づつ、様々な出演者が次々と歌うらしい。
桂子ちゃんのお陰でシャンソンを聞く機会が増え、独特の世界観にあふれるシャンソンのステージに触れると
同じシンガーとしてどのように歌っていけばいいのか、あらためて考えさせられます。

posted by ありあ at 12:22| Comment(0) | Jazz修業

2014年08月21日

新曲

体調が今一つでも練習はなるべく休まないようにして、先月と今月も新たな曲をレパートリーに加えました。

先月はこんな曲を。
The best is yet to come
  私の好きなマークマーフィーやナンシーウイルソン、シナトラやカーメンも歌ってます。
  「これからもっといい時がくるのよ。アナタが私のものになる時が」
  羨ましいくらいにポジディブな歌詞です。
Song of the jet
  ジョビンの「ジェット機のサンバ」。飛行機の上空から見下ろすリオの街が目に浮かびます。
Someone to light up my life
  これもジョビンの美しい曲。「私の人生を照らしてくれる誰かを探しながらひとり歩き続ける」
Once upon a summertime
  愛し合った夏の日を思い出すミッシェルルグランの曲。夏の思い出ってきらきらしてる分悲しい。

そして今月の4曲
A Felicidade
  これもジョビンの曲。「幸せには終わりがあるけれど哀しみには終わりがない」
  ボサノバの歌詞ってどこか哲学的。
Fascinating rhythm
  マークマーフィーが歌っていた曲。強拍がずれてヘミオラになってるノリがイカしてます。
Lucky to be me
  エバンスのソロピアノのイメージで歌いたい。「大勢の中から私を選んでくれてとても幸せ」な歌。
If I could be with you
  私の好きなキャロルスローンやジョーウイリアムスが歌ってます。シンプルなので楽しんで料理できる曲。

こうしてみると、私の好きなシンガーが歌ってる曲を自然と選んでますね。それと季節モノ。
ライブでリクエストがありましたら、事前にお知らせくださいね〜 こぴっと練習しますので。

posted by ありあ at 02:22| Comment(0) | Jazz修業

2014年06月10日

英語を発音するということ

16年前にNYに渡り、ジャズシンガーとして活躍しているTAEKO(深尾多恵子)さんの
こんなインタビュー記事を目にしたことがありました。

当時彼女はプロとして日米で頻繁に活動していたのですが、ボイストレーニングでお世話になった方から
「今の6倍英語がうまくならないといけない」と一喝されたとのこと。
それからは毎週、こつこつとアクセントを取り除きディクションを明確にする作業に通っていたそうです。
ほんの少しの成果が見えるのにまず半年はかかり、4年たった今でも所々指摘が入る。
英語の発音は、単にアメリカに永く住めばよくなるという類のものでもないし、
英語で美しくクリアーに歌うにはネイティブスピーカーでもトレーニングが必要、とのこと。

これに大いに刺激を受けて、しばらく前から、私も英語の発音の矯正に通うようになりました。
でもこのスキル、ボイストレーニングで教わるスキルとの共通点が多い。
例えば、横隔膜をふるわせてもっと母音のピッチ変化をさせましょう なんて注意されると
横隔膜をふるわせてビブラートさせる時の筋肉の使い方が頭に浮かんで思わず体が反応するといった具合。

私は今はアメリカに渡ることができないけれど、東京にいてできること、やらなければいけないことに
こつこつ取り組んでいかなければ。


posted by ありあ at 03:38| Comment(0) | Jazz修業

2014年06月01日

ジャズ入門講座終了

早稲田大学のエクステンションセンターで開講していたベーシストの金子健氏による
「ジャズ入門講座〜ジャズ・ジャイアンツの軌跡から〜」計4回の講座が終了しました。

3回目はチャーリー・パーカーとセロニアス・モンク
4回目はマイルス・デイビスとジョン・コルトレーン

ジャズ・ジャイアンツと呼ばれる偉大なミュージシャンたちも、
「あのミュージシャンのように演奏したい」と強く憧れながらゼロから始め
そこから自分の音楽を一生かけて作っていったということ
ジャズの演奏スタイルは様々だけれど、そのようにしてジャズという音楽のコアが
脈々と受け継がれてきたこと が
この講座全体を貫くメッセージだったような気がします。

これってあらためて言われるまでもないことなのかもしれませんが、
音源を聴きながら彼らの人生に思いをはせると
音楽をやる人間としてどういう構えで進んでいけばいいのか
考えさせられる点が多々ありました。

毎回の講義の前に「家にあるCDを時代順にじっくり聴く」という課題を自分に課したのですが
マイルスとコルトレーンは、講義当日までに手元のCDの半分も聴き終えることができませんでした。
しかしながら時期によってスタイルの異なる彼らの演奏をまとめて聴いてみることで
サイドメンを含めて、私の好みの演奏がどのようなものなのか、あらためて自覚できましたし
ジャズ評論家の評価に関わらず、自分の感性を大切にして音楽に向き合っていければと思いました。

マイルスとコルトレーンは私の手元にない貴重なCDがまだまだたくさんあるので
これからはそれらも手に入れて、味わっていきたいと思いますし、
そのあとは、ソニーロリンズやクリフォードブラウンなどのハードバップや
クールジャズ、ウエストコーストジャズといった具合に、ジャズ・ジャイアンツの名盤を
じっくり時間をかけて聴き比べていきたいと思います。
ここ1ヶ月近く、音のシャワーを浴びるように、ただひたすら聴きまくっていたもので
正直少し疲れました。。。

金子氏の講座は、歴史の流れに即してジャズのスタイルを解説する講座がこの秋にも開講されるそうです。
昨年と同じ内容なので私は受講しませんが、現役ミュージシャンの方が語る講座は
ヴォーカリストにとってもいい刺激になるような気がします。

posted by ありあ at 23:59| Comment(0) | Jazz修業

2014年05月30日

今月の新曲+新曲の準備

毎月1回、60分のジャズボーカルのレッスン。
ベテランボーカリストの方に私の歌を聞いてもらって、ダメだしをしてもらうのは貴重な機会です。
8年前からは、毎回4曲ずつ新曲を持って行ってますが、今月の新曲は次のとおり。

Frenesi:アニタオディが歌っているラテンぽい曲。フレネシとは「熱狂」という意味だそうです。
Nobody elese but me:アイリーンクラールやサラボーンが歌っていたコード進行が凝ってる曲
     ‘恋人は私のありのままを好きでいてくれるから、他の誰でもなく私は私でありたいの’
I’ll be around:ビリーホリディが歌っていた曲。
     ‘その恋が終わって彼女が去っても私はあなたのそばにいるわ’ってちょっとストーカーっぽい?
I wish you love:もともとはシャンソン。ナンシーウイルソンのヴァージョンが私のお気に入り。

ミュージシャンと一体となった演奏ができるように、新曲を選ぶときは、
ミュージシャンにとって馴染みがある曲を選ぶように心がけています。
ATNから出ている『ザ・ジャズ・セオリー』(マーク・レヴィン著)という本の巻末に掲載されている
もっとも良く演奏されているジャズの曲のリストの中から、順に選んでいるのですが、
◆印がついている必須曲には「それらのほとんどを学んでしまうまではNYに引っ越してきてはいけません」
なんて書いてある。まだまだ引っ越せません。。。。

中でも好きなのはコード進行がおしゃれな曲で、歌詞で曲を選ぶことはほとんどない。
やっぱり私は 歌が好き<ジャズが好き なんですよね。

コード進行は、数種類の楽譜を手元において、ああでもないこうでもないと自分なりに頭をひねるのですが
私が歌いたくて、かつ楽譜が手に入る曲がだんだん限られてきているのが悩みの種。
i PhoneやiPadで使えるiReal Proというアプリで、楽譜とカラオケが手に入るらしいですが
私もそろそろ使ってみようかな・・。使っているボーカリストの方、便利ですか?

以前家で有線放送を聴くことができた時には、毎日流しっぱなしにしていて、
「あ、この曲いいな」という曲と思いがけず出会うのが楽しみだったのですが
今の家は有線が入らないので残念。周りに高いビルが多すぎるから?

代わりに聴いているのは、AccuJAZZというインターネット・ラジオ。
楽器別、時代別、スタイル別など数多くのチャンネルがあるお勧めのサイトです。
今流れている曲が収録されているCDが購入できるアマゾンのサイトにも直結。
なんて商売がお上手なんでしょう。これで何枚CDを衝動買いしたことか・・・。

posted by ありあ at 02:34| Comment(0) | Jazz修業

2014年05月24日

ポルトガル語で苦戦・・

4月になるとNHKの語学講座のテキストが急に売れ出すそうですが、
私も買いました 「ポルトガル語入門」

15年くらい前に、ボサノバの曲の発音の仕方だけ個人レッスンを受けに行って、身につかずに中断。
(意味がわからず発音の仕方だけあせって覚えても身につかなくて当然)
7年くらい前に買ったNHKのテキストは、ろくに開かないまま本棚の隅へ。
なので今回は3度目の正直。 
週1回15分だけの放送なのですが、早くも森に迷った子羊ちゃん状態。

例えば、フランス語とかやっていた人ならなんてことない女性名詞・男性名詞。
私は学生の頃「漢字だからきっと簡単」という安易な理由で、第二外国語は中国語を選択。
でも同じジャズ研のボーカルの同級生は、単位にならないのに語学センターでポルトガル語とってたっけ。
SMちゃん。当時から歌がむちゃくちゃうまかったけど、今どうしてるのかなあ。

ボサノバをポルトガル語で歌うのと英語で歌うのとではノリが全然違う。
だからポルトガル語で歌わなくちゃ曲の良さが表現できない、と思うのですが、
言葉の壁で歌詞に感情移入できない。
英語の歌詞なら500曲以上レパートリーがあるのに、ポルトガル語の歌詞は持ち歌わずか3曲。。。

やらないといけないことがありすぎて時間がいくらあっても足りないよ〜〜ん
ここはわりきりが肝心ですかね。小さなことからコツコツと。


posted by ありあ at 18:34| Comment(0) | Jazz修業

ジャズミュージシャンの言語

今日はこれから日本が誇るアルトサックスの巨匠、大森明氏のライブを聞きに行って参ります!
実はワタクシ、大森明氏からインプロビゼーションの個人レッスンを受けているので
大森氏は私にとっては「師匠」ということになります。。。。

クラシックの演奏家とジャズミージシャンが同じ曲を演奏した時の一番の違いは、
アーティキュレーションだと思うのです。
ジャズ特有のアクセントや節回しといった方がわかりやすいかも。
私が大好きなサラヴォーンも「ホーンライク」に歌う歌手だと言われていましたが
肉声にもっとも近い楽器をあやつるミュージシャンが、どのようにジャズを「歌う」のか
私もその歌心を身につけて「ジャズ」ヴォーカリストとして、ミュージシャンと一体となって演奏したい。
そんな思いから、7年くらい前にも、別のサックス奏者の方に教わっていたのですが、
体調を壊してやめてしまっていたので、体調が整った今こそやらなきゃ との思いで弟子入りしました。

最初のレッスンで言われたことは、「高音をきれいに出しすぎ」
ジャズはそんなにきれいなものじゃないんだから、ファルセット(裏声)じゃなくて、
本番のつもりで高い音も地声でぱーんと出しなさい、とのこと。
確かにこう歌うと、同じフレーズでもジャズのアーティキュレーションがしっかり出せるんですよね。

レッスンでは、曲をアナライズしたあとに、私が考えたアドリブのフレーズを
「こうするともっとBOPPYになるよ」と言いながら直してくださって、直されたフレーズをその場で歌う
のですが、
わずか1音加わったり、1音別の音に変えるだけで、むちゃくちゃかっこいい「ジャズ」になる。
その瞬間は、思わず‘うわ〜’とため息が出る、まさに至福の時です。

私はジャズ理論を飯田ジャズスクールの飯田学院長から学んだのですが
色々な先生につくことで、「こんなやり方でもいいのか」という新しい発見があったり。

そうそう、今日家に届いたのが、ベーシストの納浩一氏の新刊『ジャズ・スタンダード・セオリー』(リットー・ミュージック)
ジャズのスタンダードナンバーをアナライズしてジャズ理論を解説するという内容なのですが、
その帯に書いてあったのが「ジャズマンの共通言語を話そう」でした。
基本をわかりやすく押さえていてかつ演奏に役立つ。頼もしい教材が増えて、嬉しいです。

 → その後読んで見ましたがとてもわかりやすかったです〜〜
   わかりにくい理論も、なぜそのように考えるのか理由が端的に書かれていますし
   演奏でよく使う内容に厳選されているので、頭が整理されてくる。
   これから理論の基礎を学ぼうとする生徒さんには、この本をお勧めしようと思います。


posted by ありあ at 18:04| Comment(2) | Jazz修業

2014年05月22日

姿勢を正す

先方の都合で、今月からボイストレーニングの先生が変更になりました。
とても丁寧に指導してくださる方で、私が声を出すのを聞くなり「息をはく量が弱いですね」
結局、基本からあらためて指導をしていただくことに。
歌っているときの姿勢も悪かったのですが「後ろにエアー壁があって、もたれかかっているつもりで」

今年の私のモットーは「謙虚」なのですが、自分を過信しないようにしなければと、
あらためてこの言葉をかみしめました。

posted by ありあ at 01:38| Comment(0) | Jazz修業