2024年07月05日

夏のはじめのホットなライブ

いやはや皆様ご無沙汰です。
7月4日(木)は佐藤ミドリピアノトリオとホットペッパーでライブでした。
鬼のように暑い中、電車を乗り継いで池袋まで起こしくださったお客様。
本当に感謝です。

この日の新曲その1はダイアナ・ロスのマホガニーのテーマ。
このところダイアナ・ロスの歌を次々歌ってます。
新曲その2はモンクのバラード、Ruby My Dear。
ミドリさんの好きなモンクの曲シリーズ。これもしばらく続きそうです。

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こんな衣装だったのでSunflowerも歌いました。わかりやすい選曲。
写真撮影は古谷慎治さんです。

次回のホットペッパーでのライブは8月28日(水)です。
果たして次回の新曲は?!
皆様のお越しをお待ちしています。

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posted by ありあ at 03:19| ライブのご報告

2024年05月10日

GW明けのライブは懐かしの曲で

5月9日(木)はホットペッパーで佐藤ミドリさんのピアノトリオとライブでした。

この日の新曲はダイアナ・ロス&マーヴィン・ゲイの懐かしい曲でYou are Everything。
デュエット曲なのですが一人でまずは歌ってみました。

4/24にアルバムをリリースしたのですが、ジャズの選曲があまり多くなかったので、今回のライブでは昔歌っていたスタンダードナンバーを引っ張りだしてみました。
ジャズの曲ってやっぱりおもしろい〜〜←今更?
それもそのはず。
お約束のキメを楽譜に書かなくても、ミュージシャンの皆様がしっかりきめてくださるので、歌いながら思わず笑みがこぼれてしまうのです。

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今回もキメてくださったベースのうのしょうじさんとドラムスの宮一佐知生さん。
写真撮影は古谷慎治さん。

次回のホットペッパーでのライブは7月4日(木)です。
先月もそういえば私、ダイアナ・ロスを歌ってましたね。
懐かしの曲、次回は何を発掘しましょう?!
皆様のお越しをお待ちしています。

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posted by ありあ at 01:11| ライブのご報告

2024年04月04日

桜が見頃になったけど今日は雨・・・ライブで気分一新

4月3日(水)。佐藤ミドリさんのピアノトリオとホットペッパーで恒例のライブでした。

今回の新曲、1曲目はFeel Like Makin' Love.
ロバータ・フラックの歌で有名ですが、今年の1月に81歳で惜しくも亡くなったマリーナ・ショウのアルバム“Who is this bitch, anyway? ”にも収録されていました。
来日のたびに聴きに行って、この曲で会場が一気に盛り上がっていたのが懐かしい。
彼女は私が最も好きなシンガーの1人だったのですが。。。。。

2曲目はバカラックの曲でAlfie。
あまり好みの曲ではなかったのですが、ジャズ・ワルツにして持ち歌に加えてみました。
3曲目はロリンズのTenor Madness。
偶然歌詞をネットで見つけたもので・・・誰が書いた歌詞なのか分からずじまいですが。

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いつも頼りになるベースのうのしょうじさんとドラムスの宮一佐知生さん。
写真撮影は古谷慎治さん。

次回のホットペッパーでのライブは5月9日(木)です。
皆様のお越しをお待ちしています。

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posted by ありあ at 01:48| ライブのご報告

2024年03月10日

ハスキーにswingする実力派:カーリン・アリソン〜‘Jazz’Vocal 名盤・名唱(25)

大好きなジャズヴォーカリストのアルバムを(可能な限り)「全て」聴いた中から、お勧めを厳選してご紹介する、「外れなし」なこの企画。
今回は私が大好きなKarrin Allysonをご紹介します。1963年生まれで今年60歳。
フランス語やポルトガル語で歌う全曲ブラジルものや全曲が彼女のオリジナル、社会派のメッセージを込めたアルバムなど、多彩なアルバムがリリースされていますが・・・。

2002年にConcordからリリースされたアルバムIn Blueをはじめて聴いた時、やられちゃったなあ・・・と思いました。
ブルージーな曲ばかりが選曲されているのですが、そのどれもが彼女のハスキーな声にフィットして心地よく、いつまでも聴いていたくなるのです。
オスカー・ブラウンJrやジョニ・ミッチェル、アビー・リンカーン、ブロッサム・ディアリーの曲など、自分の声に合っている曲が巧みに選ばれていて。
Long As You're Living、Love Me Like A Man、Evil Gal Bluesなど、私も歌ってみたい! と思えるゴキゲンな曲が目白押しです。

カーリン・アリソンといえば、ジョン・コルトレーンのアルバムをトリビュートした2001年リリースの“Ballads”が知られていますが、私がお気に入りなのは、2006年リリースの“Foot prints”。
こちらもConcordからの通算10作目のアルバムです。
インストの曲ばかりが集められていて、ジャズ・ヴァーカリストとしての彼女の卓越したスキルにまず圧倒されます。
嬉しいのは、ヴォーカリストのナンシー・キングとジョン・ヘンドリックスが参加していること。
中でもEverybody's Boppinでの3人の自由奔放なscatの応酬がたまりません。

遡って1992年のデビュー作“I Didn't Know About You”も好きなアルバムです。
スタンダードが比較的多く選曲されているからでしょうか、scatやフェイクのアイデア、バラードでの感情の込め方と声の張り方・使い方など、大いに勉強になりました。

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posted by ありあ at 18:22| ‘Jazz’Vocal 名盤・名唱

2024年03月05日

私のアルバム I Wishが発売になります

さてさて、私のファースト・アルバムが4/24にラッツパック・レコードから発売されることになりました。
共演のミュージシャンは
藤澤由二さん(pf)、うのしょうじさん(b)、岡田朋之さん(ds)に加えて
私の師匠、アルトサックス奏者の大御所、大森明さんが加わってくださいました。

私がこのところのライブで演奏している曲目をそのまま選び、現在の等身大の演奏をお届けしたいとの思いで選曲しました。
スティービー・ワンダーの曲を3曲も入れてしまうなど、私のお気に入りの素敵な曲ばかり。

お買い求めはこちらのラッツパックレコードのサイトのほか、Amazon、TOWER RECORDS、ディスクユニオン、楽天ブックスなどのネット販売やCDショップでのご注文が可能です。
https://www.ratspack.com/news/2024/02/9893/

きっと楽しんでいただけるはず! どうぞよろしくお願いいたします。

★曲目はこちら★
01. I've Got Just about Everything
02. Overjoyed
03. Morning
04. Falling in Love with Love
05. People
06. Nightingale Sang in Berkly Square
07. Never Will I Marry
08. Like Someone in Love ←インスト曲です
09. Left Alone
10. Isn't She Lovely
11. Please Send Me Someone to Love
12. I Wish

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posted by ありあ at 01:06| お知らせ

2024年02月05日

そしてまたブロッサム・ディアリーを

自分の音楽を真っ直ぐに追求してきたヴォーカリスト&ピアニストのBlossom Dearieについては、このブログでもこれまでに紹介してきましたが。

1966〜70年にロンドンのフォンタナ・レーベルで録音された未発表の音源が彼女の実家で発見され、昨年夏に2枚組のアルバムになって発売されました。
タイトルはFeeling Good Being Me: The Lost And Found London Sessions

国内盤には、彼女の生い立ちや音楽歴が豊富な写真とともに詳しく紹介されているブックレットの日本語訳〜なんと35Pもあります!〜が付いていて、読みながら、あらためて彼女の音楽への思いに心を寄せることができました。

どんな風に作曲をしているのか、なんていうエピソードが入っていたり、音源には「こんな風に演奏したら」みたいにメンバーと打ち合わせしてる声が入っていたり。

特に1枚目の最初に収録されていたRings and Thingsという彼女の自作曲が華麗で素敵でした。

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posted by ありあ at 17:35| お勧めCD/ミュージシャン

カート・エリング SuperBlueの続編は?

私の好きなKurt Ellingが昨年秋にリリースしたアルバム。
(受賞は逃しましたが)2024年のグラミー賞BEST ALTERNATIVE JAZZ ALBUMにノミネートされていたのがSuperblue: The Iridescent Spreeです。
ギタリストのチャーリー・ハンターとの共作。

Popやソウル、ファンクなどジャンルを超えた楽曲ばかり。
聞き終わっても頭からリフが離れないBounce itはドラマー&ソングライターのNate Smithの曲にカートが歌詞をつけています。
ほかにもカートの作詞によるオーネット・コールマンのOnly the Lonely Woman、
ボブ・ドロー作詞作曲のNaugh Number Nine といったところが私のお気に入り。

どの曲もコーリー・フォンヴィルのファンキーなドラムに心揺さぶられます。
ベース/キーボードはマルチなDJハリソン。

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posted by ありあ at 14:00| お勧めCD/ミュージシャン

2024年02月02日

今年最初のホットペッパー

2月1日(木)は池袋ホットペッパーで、佐藤ミドリさんのピアノトリオと今年最初のライブ。
寒暖差が激しい日は鼻炎がひどくなってこのところ最悪だったのですが、歌っているとなぜか気にならなくなるのが不思議です。

今回の新曲はマイケル・ジャクソンのBeat Itをミディアムのswingで。
楽譜をつくってみたらシンプルなコード進行だけで曲がつくられているのにまず驚き、歌詞にもしっかり韻が踏まれていてまた驚き。。。。
マイケルのほかの曲もやってみたくなりました。

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写真撮影は古谷慎治さん。

次回のホットペッパーでのライブは4月3日(水)です。
少し先になりますが、皆様のお越しをお待ちしています。

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posted by ありあ at 01:45| ライブのご報告

2024年01月18日

ヴェロニカ・スウィフトはジャンルを超えて力づよく

少し前まで繰り返し聴いていたアルバムが昨年リリースされたヴェロニカ・スウィフトの『Veronica Swift』。
歌手デビュー20周年を迎えた1994年生まれの米国のシンガーです。

ビ・バップスタイルのスキャットも素晴らしいのですが、クイーンの曲やベートーヴェンの月光など、ロックやクラシックといった様々なジャンルの曲がモチーフとなった楽曲が刺激的です。

色々な音楽をただ混ぜ合わせただけではないトランス・ジャンルというコンセプトを掲げたこのアルバム。
それまでジャズしか演奏する機会が与えられていなかったことに対して、こんなことでいいのだろうかとコロナ禍をきっかけとして深く考え、再出発を図ったとのこと。
「今の私の音楽が全て盛り込まれたはじめてのレコード」だそうです。

このアルバムのプロデューサーとなったブライアン・ヴィグリオーネのエッジのきいたドラミングが演奏の迫力を増しています。

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posted by ありあ at 17:11| お勧めCD/ミュージシャン

2024年01月09日

去年の新譜:マリさんえりさん

中本マリさんと大野えりさんは、私がジャズ・ヴォーカルを勉強しはじめたときからアルバムを聴いて刺激を受けていた大好きなヴォーカリストです。
そのお二人が昨年新譜をリリースしています。

中本マリさんのアルバムのタイトルは“MUSE1”
曽根麻央さんをアレンジャーに迎え、マリさんのかつてのオリジナル曲を若手のミュージシャンの方々ととともに新しく蘇らせています。
マリさんは現在76歳。
声のハスキーさに深みがましていて、重厚感のあるサウンドを全体的に感じました。

大野えりさんは松本治氏のアレンジによるエリントン・ナンバーのアルバム“Osamu Matsumoto Duke on the Winds feat.Eri Ohno”に参加しています。
こちらは、木管楽器奏者5人とウッドベースというドラムレスな編成がユニーク。
アンサンブルの斬新なアレンジにとにかく驚かされます。
そこに溶け込んでいるかのようなえりさんの、時に力強く時に甘い歌声。
おもちゃ箱をひっくり返したようなA flower Is a Love Some ThingやスリリングなヴァースのLush Lifeが特に印象に残っています。

円熟したシンガーでなければ表現できない奥深さをそれぞれに感じました。

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posted by ありあ at 00:37| お勧めCD/ミュージシャン

2024年01月07日

今年のグラミー賞ノミネートは?

新しい動向に触れたくて、毎年この時期はノミネートに注目しています。

今回Best Jazz Vocal Albumにノミネートされたアルバムです。
Mélusine/セシル・マクロリン・サリヴァント
Alive at the Village Vanguard/フレッド・ハーシュ&エスペランサ・スポルディング
Lean In/グレッチェン・パーラト&リオーネル・ルエケ
How Love Begins/ニコール・ズライティス
For Ella 2 /パティ・オースティンFeaturing ゴードン・グッドウィン’ズ ビッグファットバンド

このブログで取り上げてこなかったアルバムを順不同でご紹介しますね。

リオーネル・ルエケは西アフリカ出身、パーカッシブなギターで聴衆を魅了するギタリスト兼ヴォーカリストです。
グレッチェン・パーラトとはセロニアス・モンク・インスティチュート・オブ・ジャズで共に学んでいた仲だったそう。
本作は、これまでも互いのアルバムで客演していた二人のはじめての連名のアルバム。
息の合ったアンサンブルは、アフリカやブラジルなど多国籍なサウンドで、独自のグルーヴを感じることができ、お勧めです。

ジャズへの傾倒著しいパティ・オースティンが"For Ella”をリリースしたのが2002年。
Gordon Goodwin率いるBig Phat Bandと共演する本作“For Ella 2”は、期待を裏切らないゴードンの斬新なアレンジにパティのパワフルな歌唱がベストマッチングです。
どの曲も迫力がありますが、私のお気に入りは‘Get Happy' 。ゴスペル風のアレンジが刺激的です。
このアルバムは配信のみのリリースだそう。

ニコール・ズライティスはNYを拠点に活動しているピアニスト兼ヴォーカリスト。
クリスチャン・マクブライドを共同プロデューサーに迎えたアルバムです。
ほとんどの曲がニコールの作詞・作曲。そんな中、ドビュッシーの曲に彼女が歌詞を書いてアレンジした楽曲がユニーク。
ギラッド・ヘクセルマンのギターもいい。

今回のセシルのアルバムは、フランスの伝承に登場する水の精霊・メリュジーヌの物語を、オリジナルの楽曲と12世紀まで遡る曲に新しい解釈を加えた楽曲を組み合わせて表現している、とのこと。
フランス語を中心に言語が多彩。シャンソン調の曲があったかと思えば、パーカッションがフューチャーされたエキゾチックな曲も。
国籍不明の不思議な世界に迷い込んだ気持ちになります。

2/5追記:グラミー賞はニコール・ズライティスでした。

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posted by ありあ at 23:19| お勧めCD/ミュージシャン

2023年12月15日

今年最後のホットペッパーでのライブ

12月14日(木)は池袋ホットペッパーで、佐藤ミドリさんのピアノトリオと今年最後のライブでした。

今回の新曲はWe've only just begun.
「愛のプレリュード」という日本語のタイトルがついているカーペンターズの代表曲です。
今から私たち二人の人生が始まる・・・結婚式に流れていたらぴったりな曲ですよね。

そして何曲かクリスマスの歌を。
ミドリさんがリハモして演奏してくださった「赤鼻のトナカイ」がユニークでした。

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今年もこのメンバーでお届けしました。
ピアノの佐藤ミドリさん、ベースのうのしょうじさん、ドラムスの宮一佐知生さん。
写真撮影は古谷慎治さん。

次回のホットペッパーでのライブは2月1日(木)です。
少し先になるので、このバンドでなければできないファンキーで懐かしい新曲を準備できるかな、と思っています。さてどんな選曲になりますか。。。
皆様のお越しをお待ちしています。

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posted by ありあ at 14:39| ライブのご報告

2023年11月25日

秋真っ盛りの中のライブ

11月24日(金)は池袋ホットペッパーで佐藤ミドリさんのピアノトリオとライブでした。
この日も昼間はあたたか。紅葉を見にお出かけしたくなる陽気でした。

今回、新曲はI'll never Fall in Love Again.
「恋よさようなら」という日本語のタイトルを覚えていた方もいるのでは?
ディオンヌ・ワーウィックやカーペンターズ、エラも歌っていたバカラックの曲で、かわいらしい恋の歌。
でも、彼とキスしたら肺炎に。。なんて歌詞はリアルすぎて、コロナがはやっていた時にはちょっと歌えなかったです。。。。

秋の曲は、私の大好きなAutumn in NY.

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ミドリさんと。写真撮影は古谷慎治さん。

次回のホットペッパーでのライブは12月14日(木)です。
クリスマスの曲の楽譜、もって行きます。皆様のお越しをお待ちしていますね。

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posted by ありあ at 17:47| ライブのご報告

2023年10月21日

初秋のライブ

10月20日(金)は恒例になりました池袋ホットペッパーのライブ。
暦は秋のはずなのに、今日の昼間も半袖で過ごせるあたたかな陽気でした。

今回の新曲は、キャロル・キングのIt's too late.
1971年の楽曲ですが、女性から別れを切り出した歌詞・・ということで、当時注目を集めたそうです。
時代は変わるものですね。
秋の曲は、佐藤ミドリさんのピアノトリオの演奏でEarly Autumn。

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写真撮影は古谷慎治さんです。店内はハロウインの飾り付け。

次回のホットペッパーでのライブは11月24日(金)です。
リクエストがありましたら、楽譜をもっていきますので、事前に私宛ご連絡いただけると嬉しいです。
皆様のお越しをお待ちしています。

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posted by ありあ at 02:34| ライブのご報告

2023年09月08日

9月のライブ

9月7日(木)は池袋ホットペッパーでライブでした。
夜遅くなると雨がひどくなるのでは?と心配しながらも、お越し下さったお客様、ありがとうございました。

今回の新曲は、懐かしいカーペンターズのRainy days and Mondays..
雨の日と月曜日はいつも気が滅入ってしまう・・・なんとなくわかる気がします。

リクエストをいただいて久しぶりに歌ったのがI wish you Love.
去って行ってしまった人のせめての幸せを祈る恋心、切ないです。
サッチモの曲もリクエストいただいて、佐藤ミドリさんのピアノトリオとともに何曲か演奏させていただきました。

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写真撮影は古谷慎治さん。

次回のホットペッパーでのライブは10月20日(金)です。
皆様とお目にかかれたらうれしいです。

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posted by ありあ at 03:37| ライブのご報告

2023年07月28日

ケイティ・ジョージの新譜はDUOアルバム

このブログでもご紹介したカナダ出身のCaity Gyorgy。
この度発売された新譜You're alike,You twoは、同じくカナダ出身の若手ピアニスト、マーク・リマカーとのDUOによるジェローム・カーン作品集です。

1曲目のNobody elese but Meは抜群のswing感。
I'll be Hard to Hundleではちょっとワイルドな感じ。
Pick Your Self Upではエンディングに向かって歌い上げるところが圧巻。。。などなど

スキャットを交えた快適にswingする曲が彼女の持ち味ですが、バラードを歌い上げている曲も美しいです。
マーク・リマカーは、ジャズに限らずジャンルを問わないピアニストだそう。
だからでしょうか、彼女の歌のフレージングにもジャズに留まらない豊かさが感じられます。

1曲だけ収録されている彼女の自作曲のタイトルはThe Bartender。
Cuteなだけではない彼女の才能の奥深さが感じられる曲です。

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posted by ありあ at 17:27| お勧めCD/ミュージシャン

2023年07月27日

飛翔する透明なvoice:ノーマ・ウィンストン〜‘Jazz’Vocal 名盤・名唱(24)

ロンドン生まれのNorma Winstoneは今年81歳。
つい先頃もピアニストWill Bartlettとの共作で新譜The Soundless Darkを発売したばかりで、今なお精力的に活動しています。

確かなスキルとい驚異の声域をもつ彼女ですが、その演奏は、ソフトな“声”がゆったりと空間を舞うイメージ。
来日したときにライブを聴きに行ったことがあるのですが、会場がやさしくおだやかな空気に包まれて心地よかったのを覚えてます。

1970年代後半には夫だったピアニストのジョン・テイラー、トランペット奏者のケニー・ウィ―ラ―とともにAzimuth(アジマス)というグループを結成しECMレコードに作品を残していますし、そのほかにもユニークなアルバムが数多くあるのですが。
それらをコレクションして年代順に聴いていったなかから、お勧めの必聴アルバムをピックアップしますね。

はじめにLike Song, Like Weather (1999年、Koch)
こちらはノーマと元夫のピアニスト、ジョン・テイラーとの息の合ったDUOアルバム。

私のお気に入りは1曲目のLazy afternoon。タイトルどおりけだるい雰囲気をもった曲ですが、ノーマの世界観たっぷりの歌唱がとてもあっています。
デイブ・ブルーベックの曲、Strange Meadowlarkもゆったりとしたスペイシーな歌唱。
一方ベーシストのスティーブ・スワローの曲に彼女が歌詞をつけたLadies in Mercedesは、
エキサイティングな仕上がりになっています。

次にお勧めするのはWell Kept Secret (1995年、Hot House)。
こちらはビル・エヴァンス・トリオの最晩年のドラマー、ジョー・ラバーベラを迎え、彼女のアルバムでは珍しいSWINGYな演奏も楽しめます。
ピアノはジミー・ロウルズ、ベースはジョージ・ムラーツ。
Joy Springは軽やかなscatが圧巻。

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今回私が選んだのは、いずれもスタンダードナンバーを取り上げたアルバムになりました。
リスナーとして、というよりも、こんな風に演奏できたら?!というヴォーカリストとしての憧れが(今回に限らず)お勧めアルバムのチョイスに影響しているんだと思います。

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posted by ありあ at 00:35| ‘Jazz’Vocal 名盤・名唱

2023年07月20日

暑さ真っ盛りの中でライブ

このところの猛暑、皆様いかがお過ごしでしょうか。
7月19日(水)は池袋ホットペッパーで恒例のライブでした。

今回の新曲は2曲。
カーペンターズのGoodbye to Loveは、愛にさよならを言うわという趣旨の曲なのですが、これからはひとりで精一杯生きていくわ、という強い意志も感じられる歌詞がついています。ドラムの宮一さんが好きな曲だそう。

My Heart will Go onは、しばらく前にテレビで放送していたため頭から離れなくなってしまった映画タイタニックの曲。
サラ・ブライトマンがイタリア語で歌っていたヴァージョンを、むかし声楽を習っていたころ練習していたのを思い出しました。

久しぶりに歌った曲は、
マンハッタントランスファーのThe Boy from NY City.
ウエス・モンゴメリーのWest Coast blues、ドラムをフュチャーしたAfro Blue。
ジョアン・ジルベルトが歌っていたO Patoは、サンバを練習するアヒルやガチョウたちのかわいい姿を思い浮かべながら。
ナット・キング・コールがカウント・ベイシーオーケストラと歌っていたThe Late Late Show。
フランク・シナトラが歌っていたCome Fly With Meは軽快にswingできる大好きな曲。
MJQのジョン・ルイスがパリの印象をもとに書いたAfternoon in Parisはスキャットを交えて。
ペギー・リーが歌っていたI've Got Your Number。あなたの正体を見破ったわよという意味のタイトルです。
ビリー・ホリデイで有名なStrange Fruitは平和への思いをこめて。

これまでのレパートリーの中から好きな曲を棚卸し・・といった感じでこのところ選曲しています。

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ミドリさん、ベースのうのしょうじさん。ドラムの宮一さんと。
写真は藍川キヨラさんにとっていただきました。

次回のホットペッパーでのライブは9月7日(木)です。
リクエストがありましたら事前に私あてご連絡いただければ楽譜を持って参りますね。
皆様のお越しをお待ちしています。

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posted by ありあ at 06:08| ライブのご報告

2023年06月06日

ライラ・ビアリのスタンダードアルバム聴いてみました

Laila Bialiというカナダのシンガー/ピアニストによるアルバムYour Requestsが、先月末に日本で先行発売されました。

2019年ジュノー賞最優秀ヴォーカル・アルバムなど、数々の受賞歴がある方ですが、これまでのアルバムは全てオリジナル曲ばかりだったとのこと。
今回は初のスタンダード曲集でGreat American Songbookをテーマにしています。
しかもSNSでファンに呼びかけてリクエストを募った中から、全曲を彼女のアレンジでレコーディング。

彼女の声は素直で歌い方も比較的ストレートなのですが。
バイバイ・ブラックバードや枯葉など、超スタンダードナンバーがどのようなアレンジで新たに生まれ変わっているかが聴きどころです。

多彩なゲストも招かれており、私が特に聞き惚れたのは、大好きなカート・エリングとデュエットしたマイ・ファニー・ヴァレンタイン。
カートの深い声で奏でるエモーショナルなフレージングがぞくぞくします。

このブログでも紹介したケイティ・ジョージとのデュエットもcuteでした。

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posted by ありあ at 22:04| お勧めCD/ミュージシャン

2023年06月03日

6月のライブ

6月2日(金)は佐藤ミドリさんのピアノトリオと池袋ホットペッパーでライブでした。
ものすごい大雨の中、お越し下さったお客様には感謝しかありません。
有り難うございました。

今回の新曲は スティービー・ワンダーのマイ・シェリー・アモールとパートタイム・ラバー。
パートタイム・ラバーって「浮気相手」のことなんですよね。
本命の彼女にばれないようにあれこれ指図してくる男の歌なんですけれど、私は「彼がこんなことを言ってくるなんて・・・」という相手の女性の立場に立った歌詞を加え、テンポとリズムを変えて、ちょっぴり悲しい気持ちになるような曲調にしてみました。

ジャズのスタンダードナンバーは、私がよく聴くヴォーカリストが歌っていた曲をとりあげました。
サラ、エラ、マリーナ・ショー、ナンシー・ウイルソン、アニー・ロス、シーラ・ジョーダン。
一番多かったのは、ジョー・ウイリアムスとマーク・マーフィーの曲でした。
男性ヴォーカルが好きなんですよね、私。

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ミドリさん、ベースのうのしょうじさんと。
写真撮影は古谷慎治さん。

次回のホットペッパーでのライブは7月19日(水)。
リクエストがありましたら事前に私あてご連絡いただければ楽譜を持参します。
皆様のお越しをお待ちしています。

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posted by ありあ at 09:34| ライブのご報告