毎月第3火曜日に新宿の朝日カルチャーセンターで開講されている寺島靖国氏の「ジャズ聴き比べの楽しみ」。
申込みそびれてこのところ欠席していましたが、6/16の午後、朝日カルチャ―有志の会による「持ち寄りCDを聴く会」が開かれ、参加いたしました。
場所は吉祥寺の音吉!MEG。
参加者が好きなCDやレコードを持ちより、お店のオーディオシステムで聴くことができるこの催し。
ジャズに限らずお持ち下さった方がいらしたり、熱心なコレクターの方がいらしたり。
自分一人ではおそらく選べないだろう貴重なアルバムをいくつも堪能することができました。
全てをご紹介できませんが、じっくり聴いてみたいと思ったアルバムを3点。
まずはトニー・ウイリアムス・トリオの“Young at Heart”。
マルグリュー・ミラー(pf)とアイラ・コールマン(b)によるトリオで、1997年に51歳で亡くなったトニー最後の録音が集録されている作品だそうです。
この日かかった曲はPromethean。
叩きすぎるから彼のドラミングは好みじゃない・・と思う方もいるかもしれませんが、変化に富んだ演奏から色々な発見ができて刺激的なところが私は好きです。
次にご紹介するアルバムは1959年のスタジオ録音“Basie/Eckstine Incorporated”。
バリトン・ヴォイスが魅力的なビリー・エクスタインとカウント・ベイシー楽団の共演による1959年のスタジオ録音です。
甘いバラードよりも、Stormy Monday Bluesのようなブルース・フィーリングある曲の方が、スロウな演奏ながらもswing感にあふれていて楽しめました。
最後にご紹介するのは、1960年にリリースされたトランペッター、ドナルド・バードのリーダーアルバム“Byrd in Flight”。
かかった曲は彼のオリジナルでラテン・フィールなGhanaでした。
ハンク・モブレーのソロも絶品。
ハード・バップのアルバムは心のオアシス、聴いてて落ち着きます。。。。。
ちなみに私からご紹介したのはマンハッタン・トランスファーがこの春リリースした“The Juncrion”。
新メンバーのトリスト・カーレスを迎えた初のアルバムです。
私が選んだ曲はご機嫌なノリのShake Ya Boogie。
マントラは9月2日(日)のTOKYO JAZZに出演します。楽しみですね!
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